だからおばちゃんって呼ばないでって言ってるでしょ

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私事ですが、記者は30代。ある日、友人の子どもを相手に、自分で自分を「おばちゃん」と呼んでしまった瞬間、何かが決定的に失われたような気がしました。それ以来、自らを「おばちゃん」と呼ぶのだけはやめています......。

しかし思い返すと、自分が小さいころ「おばちゃん」と呼んでいた友達のお母さんや近所の主婦たち、今の私と同年代かもっと若かったような気がします。悪いことをしたなぁ、と思う一方、20年くらい前の30代40代の女性ってファッションにしろ、スタイルにしろ、仕草にしろ、いわゆる「おばちゃん」だった人も多い気がします。最近では「おばちゃん」というより「キレイな女の人」という中年(これにも抵抗アリ?)女性増えましたよね。

実際の調査でも、自分の外見を「おばちゃん」と認識している人は30代では28.7%で3割に満たず、6割は「おばちゃん」と呼ばれることに抵抗があると回答しています。

おばちゃんの壁は40代

しかも、30代・40代の主婦の6割が、子供の頃、近所の主婦のことを「おばちゃん」と呼んでいたのに対し、自分が主婦の立場になった今、わずか1.5割しか近所の子供から「おばちゃん」と呼ばれていないことが判明しました。

では、具体的になんと呼ばれているのか聞いてみると、近所の子供から4割、子供の友達から7割が「○○君、○○ちゃんのママ」。確かに、これは間違いない事実なので、抵抗感はないですね。

ちなみに、おばちゃんと呼ばれることに抵抗があると回答した30〜40代の主婦に絞った2次調査でその理由を聞いてみると、「おばちゃんと呼ばれ慣れていないから」が3割でトップ。年代で比較すると、「おばちゃんと思っていないから」が30代は2位で40代は3位、その代わりに40代は「おばちゃんと認めたくないから」が2位でした。

30代は自分のことを「おばちゃんである」と全く思っていない人が多い一方で、40代は多少思っているけれども、認めたくないという心理な葛藤があるようです。

40代で自分を「おばちゃん」と認める人が48.9%と約半数に激増しているところを見ると、"おばちゃんの壁"は40歳にあると言えるかもしれません。つまり、現代ではここでおばちゃんらしくなっていく女性がぐんと増えるということです。

でも周りを見渡すと、40代で若々しくキレイで「おばちゃん」のイメージからは程遠い人がいれば、もっと若くてもどんどん「おばちゃん」化が進んでいる人もいます。

その差は、ファッションやメイクに年相応の程よいトレンド感を取り入れていること、立ち居振る舞いや言葉に余裕があることなどでしょうか。特に大人らしい落ち着いた行動や話し方は大事ですよね。列に割り込んだり、大声で話したりのオバタリアン行動は言語道断だし、無理な若作りもイタイだけ。成熟した魅力を醸し出す、"大人の女の人"を目指したいものです。

調査はナリス化粧品が2016年7月22日〜24日、30代〜60代の既婚で子持ちの女性2204人を対象にインターネットで。2次調査は7月25日、1次調査でおばちゃんと呼ばれることに抵抗があると回答した30代〜40代の222人を対象にインターネットのアンケートを実施。