山の日に期待する天気第1位は「晴れ」!(tenki.jpラボによる山の日のアンケート調査より)ということで、過去14年分(※)の観測データを元に、8月11日に晴れになった確率(晴天率)を調査しました。その結果、午後に比べて午前に晴天率50%以上の山が多い傾向に!さらに、山の日に登山にチャレンジしたい方にオススメするtenki.jpのコンテンツ「山の天気」も紹介します。

北岳から望む富士山


山の日に期待する天気第1位は「晴れ」!

tenki.jpラボで、山の日に関するアンケート調査を行ったところ、山の日に期待する天気第1位は「晴れ」であることが分かりました。「晴れ」を期待する理由としては、「晴れた日は山の美しさがよくわかるから」、「晴れていた方が、山の景色を遠くまで見渡せるから」など、自然の恩恵に感謝する日のため、自然を存分に楽しみたいから「晴れがいい!」という回答が多くありました。
そこで、山の日として新しく祝日になる8月11日は、過去どのくらい晴れていたのか、調査しました!
日本気象協会は夏山期間に山小屋の方にご協力をいただき、毎年約20地点の山の天気の観測を行っています。過去14年分(※)の観測データをもとに、8月11日の天気について、「山の日に期待する天気」の第1位である「晴れ」になった日の確率(晴天率)を調べました。


過去14年は、午後に比べて午前に晴天率50%以上の山が多い傾向に

過去14年分(※)を調べた結果、午後(15時)に比べて、午前(9時)に50%を超える地点が多くなりましたが、これらは夏山の天候の特徴が影響している可能性があります。なお、今回の結果は、あくまで過去14年分(※)の結果をまとめたものです。今年の山の日の天気は、最新の天気予報を参考にしてください。
よく「山の天気は変わりやすい」といわれますが、これには風が大きく関係しています。山の斜面を風が上る時は雲ができやすく、下る時は雲ができにくくなります。風向は刻々と変化しており、風向が変わると斜面に対する風の動きが変わるため、天気(雲のでき方)が変わりやすくなります。
さらに夏山では、強い日差しによって空気が暖められ、その空気が山の斜面を上昇するために積乱雲が発生しやすくなります。そのため、特に午後は落雷に注意が必要です。夏山登山はできるだけ早いうちに登り始め、早めに下山することが重要です。


山の天気は変わりやすいからこそ、知識の備えとこまめな天気のチェックが大切!

いつも山を楽しんでいる方も、山の日をきっかけに登山デビューする方も、夏山の天候について理解を深めること、最新の天気の情報を入手すること、この2つの心掛けが大切です。tenki.jpの「山の天気」では、8月31日までの期間限定で、全国24地点の山小屋付近の天気予報を毎日更新しています。その他、日本百名山を含めた216地点の山のふもとの天気や高度別の数値計算結果も公開しています。変わりやすい山の天気をこまめにチェックし、準備をしっかりと行うためにtenki.jpの「山の天気」をぜひお役立てください。

----※ 2000〜2015年(ただし、2010、2011年を除く)の14年分について、21地点の山小屋付近の観測データについて調査。ただし、谷川岳は2015年、丹沢(塔ノ沢)は2008年、穂高岳は2012年、天城山は2009年が欠測のため、過去13年分。日々の観測は、午前(9時)と午後(15時)の1日2回実施。