7日、リオデジャネイロ五輪に出場した韓国のチン・ジョンオ選手が射撃男子エアピストル決勝で5位となり、メダルを逃した。この結果を伝えた韓国のメディアは、会場に集まった観衆の応援マナーに問題があったとしている。資料写真。

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2016年8月7日、リオデジャネイロ五輪に出場した韓国のチン・ジョンオ選手が射撃男子エアピストル決勝で5位となり、メダルを逃した。この結果を伝えたスポーツ朝鮮など韓国のメディアは、会場に集まった観衆の応援マナーに問題があったとしている。

チン選手は7日(以下、日本時間)、ブラジル・リオデジャネイロの五輪射撃センターで行われた男子10メートルエアピストル決勝に出場、139.8点で5位に終わった。チン選手は同種目で、08年の北京五輪で銀メダル、前回のロンドン五輪では金メダルを獲得しており、2連覇が期待されていた。

予選では2位の成績を収めたが、同7位で決勝に進んだ地元ブラジルのフェリペアルメイダ・ウー選手の応援団が決勝で「災いの元になった」と韓国メディアは指摘する。ウー選手への大きな声援や割れんばかりの拍手が他の選手たちの集中を妨げたのだ。他の選手が射撃をする瞬間にブブゼラやホイッスルを鳴らす観衆もおり、これが、射撃のタイミングが遅いチン選手には最も不利に働いたという。

試合を終えたチン選手は「申し訳ありません」とのひと言を残して取材陣の前を去った。チン選手は10日、08年・12年の2大会連続で金メダルを獲得した50メートルピストルに出場する。

本来は静かに見るのがマナーとされた射撃だが、ロンドン五輪以降は国際射撃連盟(ISSF)が観衆の応援を推奨している。しかしプレーを妨害しかねないほどの「騒音」に、スポーツ朝鮮は「応援席の音だけを聞いたらまるでサッカー場のようだった」と伝え、スポーツソウルは両耳を手でふさぐチン選手の姿を写真で報じた。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられているが、韓国メディアによる指摘には賛否両論あるようだ。

「ブブゼラとはひどい。礼儀のない観衆のせいで…」
「応援のマナーが最低だな。なんとか適応して、残る種目で頑張ってくれ」
「こっちは鉦(かね。韓国の伝統芸能などで用いられる手持ちの楽器)で応酬してやろう」

「ブラジルはレベルが低いな」
「射撃の“しゃ”の字も知らないやつらが応援してるんだろう」
「五輪をやったら駄目な国でやってしまった皮肉だよ」

「ブブゼラのせいではないと思う。ベストを尽くしたならそれでいいんじゃないか」
「ブブゼラの音はチン・ジョンオにだけ聞こえたわけじゃないだろう」
「メンタルを鍛えないと駄目だよ。ブブゼラは言い訳」

「プレー中のミスも実力のうち」
「人生、いくら努力しても運がなくて何をやっても駄目なことがあるもんだよ」
「どんな言い訳だよ?他の選手たちはブブゼラの音を聞きながら練習したとでも?」(翻訳・編集/吉金)