スマホの見すぎで30代に眼病が急増中!失明の原因にも

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 近年、PCやスマホの画面の見すぎで、従来ならば老後にかかるような目の病気を患う若い人が急増しているそう。

 眼精疲労や網膜異常、早期の老眼などを患う人が増えているようですが、なかでも今回は、30代に急増している目の病気と、それに対し有効な検査について、人間ドック・検診の予約サイト「MRSO」(マーソ)の記事からご紹介します。

◆30代以降になりがちな目の病気とは?

 数ある目の病気の中でも、大人がかかりやすい目の病気といえば、ドライアイ。通常、目の表面は涙で潤っており、表面に付着した細菌やホコリを涙で洗い流すことで目を守っている。

 しかし、ドライアイになると、涙の量が大幅に減少する。そのため、目が乾燥し、さらには、細菌やホコリによって角膜に傷がついてしまい、目が痛い、目が開きづらい、光をまぶしく感じるなど、さまざまな不快症状を引き起こす。

 また比較的、高齢の人に多かった緑内障が、近年、30代に急増している。この病気は、視力の低下や視野の欠損を引き起こし、成人での失明の原因第2位を占めている。一度欠けた視野は、二度と回復しないため、早期発見および早期治療が望ましい。

 この原因は、パソコンやスマホの画面を1日中操作していることだと考えられている。ディスプレイから出るブルーライトは、網膜まで到達するほどの強い光で、緑内障以外にも、眼精疲労、網膜異常の病気など、さまざまな目の病気を引き起こす危険性があり、軽視できないものだ。

◆眼圧検査、眼底検査でわかる目の異常

 人間ドックでは、基本プランに眼圧検査と眼底検査が含まれている場合が多い。眼圧検査では、「緑内障」「網膜剥離」「脈絡剥離(みゃくらくはくり)」「虹彩毛様体炎(こうさいもうようたいえん)」など、失明にもつながりかねない病気を調べるのに有効だ。眼球の内部は、房水という液体で満たされて圧力が保たれている。この圧力を眼圧と呼び、測定器械から空気を吹き付けて数値を測る。圧力が低い場合は緑内障、高い場合は高眼圧症などの病気が疑われる。

 目の奥の状態を調べる眼底検査では、「動脈硬化の程度」「高血圧」「糖尿病による目の合併症」「緑内障」「白内障」などを調べることができる。施設によるが、検査にかかる時間は約30分程度。瞳孔を広げる散瞳薬(さんどうやく)と呼ばれる目薬を点眼し、30分後の目の状態を眼底カメラで調べる。薬の作用で、4〜5時間程度、まぶしい状態が続くので、検査後の車の運転は控えたい。

 この2つの検査だけでも、目の病気から身体の疾患まで幅広くみつけることができる。大切な目の健康のために、まずは眼科の定期検診や人間ドックで、病気のリスクを減らすことが重要だ。

<コンテンツ提供/MRSO(マーソ) https://www.mrso.jp/>