「見た目ではわからない障がいもあります」スーパーのトイレの表示に称賛の声

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街で見かける標識の中でも特になじみ深いものといえば「トイレの表示」でしょう。

女性、男性のシルエットの他に、車いすのマークのものがあります。

障がいがあっても「入るのを躊躇」

この車いすの表示があるトイレは障がいのある人が優先のトイレですが、障がいを持っていてこうしたトイレを使う必要があっても「使うのに躊躇してしまう」「周りの目が気になる」という人たちがいます。

特に、内臓疾患や精神疾患の場合は一見、障がいがあるようには見えないため、気が引けてしまうのだそうです。

「目に見えない障がいも」

そうした人たちにも使いやすいようにと、イギリスのスーパーマーケット「ASADA」が始めた試みが話題になっています。

ASADA

ASADA

トイレのドアに、障がい者用を示すマークとともに貼られているステッカーには「すべての障がいが目に見えるわけではありません」という文字が。

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この言葉があるだけで、周囲の見方が違ってくるはずです。

「いいね!」が1万人超

この写真は、自身も腸疾患を持つエミリー・スレイターさんが撮り、Crohn’s and Colitis(腸疾患のクローン病などの患者を支援する団体)のFacebookページに投稿したもの。

この投稿への「いいね!」は6日間で1万人に上っています。

コメントも数多く寄せられていて、中にはこれまで「見えない障がい」に悩んでいた人たちからのものもあります。

10歳の娘は自閉症で、トイレのハンドドライヤーの音に我慢できないので、障がい者用のトイレを使っているの私はクローン病なのだけれど、いつも障がい者用の設備を使うときに疑いの目で見られている気がしていた。ASADA、よくやってくれたただの表示かもしれないけれど、内臓疾患に悩んでいる者からすれば助かるこれ見よがしに「なんで使ってるのかしら」って言う人もいるしね

日本でも表示についてはいくつか試みが始まっています。

例えば内部障害・内臓疾患を持っていることを知らせる「ハート・プラス・マーク」はこちら。

ハート・プラスの会

ハート・プラスの会

また人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があることを表す「オストメイトマーク」もあります。

交通エコロジー・モビリティ財団

交通エコロジー・モビリティ財団