リオデジャネイロ五輪・柔道では、8日現在で4階級が終了、その全てで銅メダルを獲得している。すると7日深夜、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」には、柔道の初日に登場した高藤直寿(男子60キロ級)、近藤亜美(女子48キロ級)がゲスト出演した。

日本のスタジオにはかつて日本代表監督を務めた篠原信一氏がおり、大先輩を前に気の抜けない状況となった二人。今大会を「思っていたより怖いものではなかった」と振り返る近藤は、「(東京五輪に向け)代表は誰にも譲りたくない。もう一度出場して金メダルを獲って借りを返したい」と意気込んだが、続く高藤には、さっそく篠原氏から容赦のないツッコミが入る。

「銅メダルおめでとう。お疲れ様でした」と切り出した篠原氏だったが、「高藤君は俺に“金メダル獲る”って言ったよね?これどうなの?」と質問。図らずも高藤が「銅です」と返答したため、スタジオには笑いが起こったが、篠原氏は「自分で天才と言ってたやんか。天才取り消してくれるかな?」と攻撃の手を緩めない。

また「銅メダル獲った後、若干喜んでたよね?あれは悔しがって貰いたかった」という篠原氏。周囲は「いいじゃないですか」と庇うシーンもあったが、当の高藤は「皆悔しがるので、ちょっとでもいい顔して。すいません」などとたじたじに――。

その他にも、「加藤綾子アナウンサーに似ている?」と訊かれた近藤が「たまに言われるんですけど、崩れてるって言われます」と自虐的に話すと、ここでも篠原氏は「(東京五輪で)金メダル獲ったらカトパンになれる」と、よく分からないフォローを入れ“面倒な先輩”ぶりを発揮していた。