決勝は村山(写真手前)と藤野の対決!/撮影:北村誠一郎

写真拡大

D1グランプリ・シリーズの第6戦が、8月7日(日)、福島県のエビスサーキットで開催され、車体に人気アニメ「ガールズ&パンツァー」のイラストが描かれたシルビアS14を駆る村山悌啓が第4戦の筑波に続き、今期2勝目を挙げた。

【写真を見る】シリーズチャンピオンを決めた斎藤/撮影:北村誠一郎

前日に行われた第5戦と同様、晴天に恵まれたエビスサーキットは、日曜日とあって朝から大勢のファンで賑わいをみせていた。前日優勝した斎藤はチャンピオンシップ争いを大きくリード。2位につける川畑の順位によっては、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンが決定する。

午前中には、午後の決勝トーナメントである「追走」の走行順を決める「単走決勝」が行われ、1位から5位までが、0.14 ポイントの中にひしめく激戦。昨日の準優勝をはたした松井が100.16 点を獲得し、川畑の100.14点、横井の100.09点を制し、単走優勝を飾った。

午後から始まった追走は、準決勝で川畑が同門の藤野に、斎藤が村山に共に敗れるという波乱の展開。川畑の敗退によって、斎藤のシリーズチャンピオンが決定した。

3位決定戦の川畑対斎藤は、斎藤がコーナーを曲がりきれずコースアウト!タイヤバリアの餌食となった。

決勝戦は昨年からD1グランプリに参戦している藤野とベテランの村山の対決。村山が安定した走りを見せて今期2勝目を挙げた。

D1グランプリは、9月23日(金)〜9月25日(日)、ロシアのウラジオストク・プリムリング特設会場でエキシビジョンマッチが、10月22日(土)〜10月23日(日)、東京・台場にて最終戦が行われる。【東京ウォーカー】