ぶっちゃけ「年下の上司」ってアリ? 6割以上の男性が「●●」!

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「上司=年上の男性」というイメージは、すでに過去のもの。終身雇用制が崩壊し、転職が当たり前となった今、「年下上司」の下で働く可能性も低くはありませんよね。とはいえ実際に「年下の上司」の相手をすることになれば、アレコレ考えてしまうことも……。「年下上司」の存在は、ぶっちゃけあり? それともなし? 働く男性たちの意見を聞きました。

Q.年下の上司ってありですか?

「あり」……63.7%

「なし」……36.3%

「あり」と答えた男性が6割以上という結果になりました。それぞれの理由もチェックしてみましょう。

<年下の上司は「あり」と考える男性の意見>

■学ぶべきところがある!

・「年下でも仕事ができる人はいる。上だから偉いは間違い。偉い人が凄いんじゃなく、仕事のできる人が凄いと思う」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「年下だろうと職場での上司は上司で、学ぶことも多いから」(31歳/学校・教育関連/専門職)

若いのに出世している裏には、なにか理由があるはずです! 能力の高さや人心掌握術、マネジメント能力など……。年齢にかかわらず、学ぶべき点は多いのかもしれませんね。

■仕方がないこと

・「仕事のできるできないは年齢には正比例しないため、致し方のない現象だと思う」(33歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)

「あり」と回答しながらも、割り切れない思いを抱える男性もいるよう。とはいえ、上の決定には従うのがサラリーマンの基本です。「あり」と答えるしかない……という現実もあるようです。

■実際の「年下上司」経験エピソード

・「去年までそうだったし、きちんと仕事できれば問題ない」(29歳/学校・教育関連/その他)

・「チームで行う作業において、年下だがリーダーとして意見をうまくまとめて、チームをまとめて成功につなげることができたことがあったため。的確な判断と行動ができれば問題ない」(27歳/医療・福祉/専門職)

実際に経験してみて、「思ったよりもうまくいった!」という意見もチラホラ。お互いへの気遣いさえ忘れなければ、年齢は大きな問題ではないのかもしれません。

<年下の上司は「なし」と考える男性の意見>

■社会経験も大事!

・「年下は経験が足りないことも多いため、年上の方が説得力があると感じるから」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)

・「いくら頭がよくてもいままでの経験が少なく出来が悪いのは勘弁」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

上司として働く以上は、「仕事能力」だけではなく「社会経験」も考慮すべきだ! という意見が目立ちました。圧倒的に経験を積んでいるのは、年上の人。いざというときにも、頼れそうです。

■敬語問題

・「敬語を使うのがややこしいし、相手も気を使うと思うから」(33歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「年下にはタメ口で話したいから人間関係が複雑になる」(34歳/金融・証券/営業職)

年下上司と年上部下、どちらが敬語を使うべきなのか……戸惑う男性も多いようです。「両方敬語」で問題ないような気もするのですが、割り切れない気持ちも大きいのでしょう。

■理屈ではなく「イラッ!」

・「年下の人にエラそうな態度をとられるのがイヤだから」(30歳/情報・IT/技術職)

・「プライドが許さないし、腹立つと思う」(23歳/建設・土木/営業職)

こんな意見もありました。「年上なのに敬われない」という状況は、受け入れがたい現実なのかもしれませんね。年下上司であっても、年上に対する敬意を忘れない人であれば、いい関係を築けるのではないでしょうか。

■まとめ

転職や部署移動で、突然自分自身が、年下上司の下で働く可能性もないわけではありません。「あり」派「なし」派、それぞれの意見から、メリット・デメリットを考えてみてください。自分なりに、うまい付き合い方が見えてくるのかもしれませんよ。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数201件(25〜35歳の働く男性)