【リオ五輪プレビュー】カギは“平常心”…負けたら敗退の大事なコロンビア戦

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▽4得点を奪いながら、守備が崩壊し5失点を喫してナイジェリアに敗れた手倉森ジャパン。負ければ敗退が決定するU-23日本代表は、8日の10時(現地時間7日21時)にU-23コロンビア代表戦を迎える。

▽直前まで姿を見せなかったナイジェリアに対し、一瞬の隙を突かれて先制を許した日本は、ミスが続き5失点。大事な初戦を落としてしまった。

◆コロンビアも負けられない一戦

▽2戦目で対戦するコロンビアにとっても勝たなくてはいけない一戦となる。初戦のU-23スウェーデン代表戦は、先制するも逆転を許す展開に。しかし、同点に追いつきドロー。勝ち点1を獲得した。

▽初戦で引き分けたコロンビアにとっては、日本戦で勝ち点3を奪い、最後のU-23ナイジェリア代表戦に臨みたいところ。持ち前の攻撃力を存分に生かし、日本戦に臨んでくるはずだ。

◆絶対に負けられない一戦

▽初戦で敗れた日本は、もう負けは許されない。引き分けでも厳しい状況に追い込まれることになる。手倉森監督が「気持ち」と前日会見で語ったように、ナイジェリア戦の5失点はメンタルの不安定さが招いたと言えるだろう。コロンビア戦は、いかに平常心で臨めるかが重要だ。

▽ナイジェリア戦では、失点後、明らかに落ち着きをなくしていたディフェンスライン。「選手個々の対応、それはメンタルからくるもの」と手倉森監督は分析し、選手たちにも伝えたとのこと。オーバーエイジのDF塩谷司(サンフレッチェ広島)、DF藤春廣輝(ガンバ大阪)とこれまでとは違うメンバー構成になったことも、コロンビア戦では修正されそうだ。

◆戦い慣れたメンバー構成か

▽中2日で迎えるコロンビア戦に向けて手倉森監督は、「当然あります。何か考えなくちゃいけない」とスタメンの変更を示唆した。どうしても勝たなくてはいけないコロンビア戦には、戦い慣れたメンバーを送り込むのではないかと予想する。

▽GKに関しては、ミスも絡み5失点を喫したGK櫛引政敏(鹿島アントラーズ)からGK中村航輔(柏レイソル)に変更されるだろう。また、オーバーエイジ枠の2名が起用されていたディフェンスラインは、DF塩谷、DF藤春に代わり、DF岩波拓也(ヴィッセル神戸)、DF亀川諒史(アビスパ福岡)が起用されるだろう。

▽また、中盤に関しても、フォーメーションとメンバーが変わるだろう。ナイジェリア戦はMF遠藤航(浦和レッズ)をアンカーに、MF大島僚太(川崎フロンターレ)、MF原川力(川崎フロンターレ)をインサイドハーフに起用したが、[4-2-3-1]に変更し、ダブルボランチ、2列目に3選手を並べる形を採用するのではないだろうか。

▽MF遠藤、MF井手口陽介(ガンバ大阪)がボランチを組み、ナイジェリア戦に途中出場したMF矢島慎也(ファジアーノ岡山)も先発するのではないだろうかか。そして、MF中島翔哉(FC東京)、MF南野拓実(ザルツブルク)は引き続き先発、1トップにはFW興梠慎三(浦和レッズ)ではなく、FW浅野拓磨(アーセナル)が入ると見る。

◆カギは“平常心”

▽初戦で散見されたミスは、やはりメンタル面が影響したと言えるだろう。落ち着きを取り戻すべきところで挽回できず、リードを広げられたことで攻め急いでしまった感がある。コロンビア戦はどんな状況でも“平常心”が求められる。

▽手倉森監督も「攻撃的な守備というものを表現できればと思う」と語ったように、コロンビアの攻撃陣に対して引いて守るだけでなく、攻撃に繋がる守備ができるかも重要だろう。中盤でのボール奪取も重要になるはずだ。48年ぶりのメダル獲得へ負けられない一戦で、これまで見せてきたドラマの続きを見せてもらいたい。