白石あさえの目指せコースデビュー! 
連載●第19回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜


■ユーティリティでも正しいアドレスを徹底

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回までのレッスンでユーティリティとドライバーのスイングは基本的に同じで、異なるのはボール位置だと説明してきました。

白石あさえ:以下白石 はい。そのために正しい位置にボールを置くことが大切なんですよね。

内藤:そうです。でも、正しいボール位置で実際に白石さんに打ってもらいましたが、ドライバーと比べると、きっちり芯でヒットする確率は悪くなってしまいました。その原因は前傾角度がキープできていないことにあります。地面にあるボールに対して、当てたい気持ちが強いと頭が下がり過ぎてしまう。逆に地面を叩くのを怖がると上体が起き上がってしまう。これがダフリ、トップの原因になります。

白石:ダフったり、トップが出ないようにするにはどうすればいいんですか?

内藤:首に注目してください。アドレスの基本のレッスンを行なった時に、胸を張って、股関節から前傾させる方法をお教えしました。ドライバーではこれができてきても、地面のボールを打つショットになると首が前に傾く傾向があるんです。背中にクラブなど長い棒を当てて、頭の後頭部が触るように構えてください。

白石:アゴが上がっているように感じるんですが、これで大丈夫ですか?

内藤:上がり過ぎるのはよくないですが、少し上目づかいでボールを見ている感覚が必要です。この状態をキープしたままスイングできれば、前傾角度がキープできて肩の回転がスムーズになります。地面にボールがあるというだけで、アドレスが狂ってしまうことにミスの根本があります。ダフリやトップが連発して出るようになると、スイングではなくまずはアドレスが間違っていると思ってください。

白石:なるほど。ボールに当たらなくなると、どんどん手先で当てようとしていました。アドレスを直すだけなら、今の私にもできると思います!


●アドレスの段階で首の角度をチェック

これは悪い例。ボールに当てようとする意識が強いとアドレスの段階で意識が前にいってしまって猫背のような構えになってしまう。

ボールを上から見るようなイメージで、背中と首が一直前になるように構える。これで肩の回転もスムーズになる。

  こちらも悪い例。アドレスした状態よりも頭がインパクトで下がるとダフリになる。地面のボールに対して前傾が深くなりすぎる。

  アマチュアに多く見られるのが、上体が起き上がってしまう動き。一度下がった頭を、今度は地面を叩くのが怖くて、調整しようとして体が浮いてしまう。

背中にクラブなどを当てて、首が一直線になる感覚を身につけて。「コースに出るとついついこの構えができなくなる」と内藤コーチ。

  

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。今春からは各週刊誌でページをジャック、パーフェクトボディーが注目を浴びる。6月末発売の週刊プレイボーイ28号では、巨匠・渡辺達生氏らとコラボしたグラビアが話題に。学生時代はバスケットボール部に所属し、趣味はスノーボードというスポーツウーマンで、大型自動二輪免許も取得し、バイク好きでもある。ゴルフはクラブを触ったことがある程度というまったくの初心者だったが、この連載で着実に上達。「ボールが芯に当たるようになってきました。まだ、恥ずかしいので練習場では端っこにいますけど(笑)」。身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato