もふもふの手触りに癒やされる!豊かな表情の“ぽんぽん動物”が愛らしい

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ぽんぽんで作った動物たちの愛らしい豊かな表情と、もふもふとした質感や柔らかな色合いに癒やされると話題を呼んでいる。

満場一致で大賞を受賞

この可愛らしい“ぽんぽん動物”を制作しているのはハンドメイド作家の黒田 翼さん(@trikotri222)。

Tsubasa Kuroda

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彼女の“森の動物たちのぽんぽんブローチ”は、『第1回ハンドメイド大賞(produced by 藤久株式会社×minne)』に満場一致で大賞およびアクセサリー部門賞を受賞。

オリジナリティあふれる発想力と細部までこだわり抜いて作られた可愛らしい作品に、審査会場がざわついたという。

Tsubasa Kuroda

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今回は黒田さんに“ぽんぽん”で動物たちを制作し始めたキッカケや、制作過程で上手に型を整えるためのコツや気を使っている部分などに関して伺った。

試作している中で“シマリス”を作成

――ぽんぽんで動物を作り始めたキッカケは?

以前、地元の手芸店で5年半ほど働いていたことがあり、店頭の作品見本作りや手作り講習会の講師を担当していました。

Tsubasa Kuroda

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秋になると、毛糸を使った編み物の体験会が開催されるのですが、企画の中で“ぽんぽん”に目や足をつけた簡単な動物を作っていたのがキッカケです。

Tsubasa Kuroda

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ぽんぽんの持つ“毛糸の断面の質感”や“表情”に魅力を感じ、いろいろと試作している中で、試しに作ってみた“シマリス”が、現在の形に近い最初の作品だったと思います。

それから、アヒルやズズメ、フクロウなどの自分が好きな動物を作るようになりました。

Tsubasa Kuroda

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単純に“ぽんぽん”で作ってみたい

――作品のモチーフとなる動物はどのように選んでいますか?

普段から動物の画像や動画を検索して見ることが好きで、モチーフを選ぶときは単純に「ぽんぽんで作ってみたい!」と思ったものから手をつけています。

「作りたい!」という欲求が高まったときが“作りどき”ですね。

Tsubasa Kuroda

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ざっくりといらない部分を削る

――ぽんぽんから動物を作っていく過程で、上手に型を整えるためのコツは?

“コツ”ではないかもしれませんが、いちばんはモチーフを“よく観察すること”だと思います。

同じものを複数作る際も“慣れ”で作ることはなく、いつも必ずいろいろな角度からの写真を見ながら作成しています。

Tsubasa Kuroda

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動物の顔の奥行きや全体のフォルムなど、大まかな形を先にハサミで削ってから細部を作っていきます。

ハサミで大まかな形を削りだすときは、最初に“ざっくりといらない部分を削る”イメージですね。

Tsubasa Kuroda

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また、分厚い毛糸の層を一度に切っていくため、ハサミは手芸用やパッチワーク用などの刃先が鋭く切れ味のよいものがよいです。

クロバー株式会社の「カットワークはさみ 115」(先が鋭くスマートな刃のはさみ)を愛用しています。

表情を生かしながら探り当てる

――制作過程でいちばん気を使っている部分は?

自分の中で「かわいいな」とか「いとおしいな」と思いながら、表情を作るときでしょうか。

こちらが“作り込む”というよりも、作りながら“見えてくる表情”を生かすような、探りあてるような、そんな感覚です。

Tsubasa Kuroda

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――ウサギの長い耳や舌を出している犬の舌などは、どのように作っていますか?上手に作る方法を教えてください。

うさぎの耳や犬の舌などは、羊毛をフェルティングニードル(専用針)で刺し固めたものを、同じくニードルで本体に刺しとめています。

Tsubasa Kuroda

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ニードルにも太さや種類があり、使う羊毛との相性があるのでいろいろと試していただくとよいと思います。

作りたい欲求が素直に出た作品

――今まで作成した中でいちばん気に入っている作品や印象に残っている作品は?

最初の頃に作った“シマリス”、昔実家で飼っていた“柴犬”、勢いで作った“トラ”など、作りたい欲求がより素直に出た作品は印象深いですね。

Tsubasa Kuroda

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テーマを先に決めて制作したことは、今のところまだありません。

――作品を購入することはできますか?

現在は、いただいているお仕事の進行に注力しているため、販売用の制作はいちばん後まわしになってしまっています。

今後もスケジュールに余裕が出たときに、イベントやインターネット上での不定期販売になるかと思いますが、予定が決まり次第SNS上で告知させていただきます。

Tsubasa Kuroda

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実物をゆっくりと見てもらえる展示会を

――今後のスケジュールを教えてください。

まだ作家活動を始めて間もなく「何もかもがこれから」といった感じで、お伝えできる情報が少なくて…。

今後は、「作品の実物をより多くの方にゆっくりご覧いただけるような展示会が開けるといいなあ!」と野望をいだいているところです。

Tsubasa Kuroda

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(作品を)“販売して終わり”というのではなくて、作品だけではなく“空間”を楽しんでいただけるようなものを目指して、今後も活動をしていきたいと思っています。

モチーフへの愛情と深い観察力

「今のところ作りたいものばかり作成しているので、難しいと感じたことはあまりありません」という黒田さん。

ぽんぽん動物たちの豊かで愛らしい表情は、彼女の深い観察力とモチーフとなる動物たちへの愛情が生み出しているのだろう。

Tsubasa Kuroda

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今のところ定期的なワークショップの予定はないが、秋以降には開催される可能性も。また引き続き、手芸キット等の発売も視野に入れて活動中とのこと。

ワークショップや作品販売などの情報も決まり次第SNSで告知してくれるという。

Tsubasa Kuroda

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彼女の作品が気になる方は、ぜひSNSをフォローしてみてはいかがだろうか。

Instagram: @trikotri222
Twitter: @trikotri222
Facebook: trikotri

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