1日、学校教師の権威失墜が叫ばれている韓国で、担任の人選にまで保護者が口出しをする事例が増えている。資料写真。

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2016年8月1日、韓国・東亜日報によると、学校教師の権威失墜が叫ばれている韓国で、担任の人選にまで保護者が口出しをする事例が増えている。

先月末、東亜日報が韓国教員団体総連合会と共同でソウルなど首都圏地域の小学校教師889人を対象にアンケート調査を行った結果、「担任の教師を替えてほしい」との要求を「直接受けた教師」が8.5%、「親しい教師が担任交代を求められているのを見た」という教師が44.9%おり、合計で全体の半数を超えた。さらにこうした要求が多く寄せられた場合、実際に受け入れる学校も少なくないことが分かった。「苦情が続いた結果、やむを得ず担任が交代となった」との回答は全体の53.8%に上った。

保護者による担任交代要求は毎年増えており、直接・間接的に「昨年経験した」という教師は18.8%だったが、「今年経験した・している」との回答は23.5%だった。保護者らが担任の交代を求める最大の理由は「わが子かわいさ」と教師らはみており、30.5%が、「授業や生活指導で自分の子どもに重きが置かれていないことへの不満」が要求のきっかけになっていると回答した。

報道を受け、韓国のネットユーザーから2000件を超えるコメントが寄せられている。

「子どもを別のクラスに移せば済むのでは?」
「世の中のすべてにおいて、自分の子どもが中心にはなり得ない。親の無関心も問題だけど、関心を持ち過ぎるのも子どもを駄目にする」
「そんな親の元で育った子どもなら、常識のない大人になる可能性が高い。頼むから親がちゃんとしてくれ」

「自分の子どもに問題はないのか?」
「アンケートの数字だけでは真実は分からない。常識のない親も多いが、一方で常識のない先生も多い」
「親も交代して」
「そんな自己中心的な考え方で生きてたら、どんな環境でも幸せにはなれない」

「学校には責任感のある先生が必要。保護者にはまともな人格を持った人間が必要」
「最悪な先生が多いのも事実」
「考えてみれば、小さい頃に先生のせいで受けた傷は多い」
「子どもは親に似るものだよ」(翻訳・編集/吉金)