日中合作映画で過去最大規模!夢枕獏原作の「妖猫伝」クランクイン、豪華スター共演も注目―中国

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人気作家・夢枕獏氏の歴史伝奇小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」から、「妖猫」にまつわる物語を映画化するもの。チェン・カイコー監督は11年、第61回ベルリン国際映画祭で製作について明らかにしており、湖北省襄陽市の広大な土地に唐朝の宮殿を再現する「唐城影視基地」の建設工事が進められてきた。5日、「妖猫伝」の中国版ツイッター公式ページが、いよいよクランクインしたことを発表。クランクアップは今年末となる見込みだ。
「妖猫伝」中国版ツイッターには、政治の中心地・宣政殿をはじめ、この映画のために建設された荘厳な宮殿の姿が登場。日中合作映画としては過去最高のスケールとなる。気になる出演者の顔ぶれについては、これまで渡辺謙や堺雅人、金城武といった豪華な顔ぶれが報じられてきたが、今のところ詳細は明らかにされていない。
映画「ラスト、コーション」や「グリーン・デスティニー」など、アン・リー(李安)監督作品で知られるワン・ホイリン(王惠玲)が脚本を担当。 チェン・カイコー監督とともに修正を重ね、こちらも完成までに約5年が費やされている。(翻訳・編集/Mathilda)