食欲が落ちやすい夏。その原因は、暑さで胃腸の調子が悪くなってしまうことにあります。汗をかくぶん水分の摂取量が増え、体内に湿気が溜まって体調を崩しやすくなります。こうなると、むくんだり体が重く感じられたりして、動くのも嫌になってしまいますよね。
でも、食欲がないのを放置してすごしていると、なにもできなくなってしまします。そこでおすすめしたいのが、胃腸の働きを活発にしてくれる食材「トウモロコシ」!
夏だからこそ新鮮な状態で食べられる、胃腸不良のときにもってこいのお助けフードなんです。

胃腸の働きを高めてくれる

食欲がないときにおすすめなトウモロコシは、胃腸の働きを高めてくれる食材。暑くなると冷たい物や果物の比率があがり、胃腸を冷やして余計に腸内の活動の低下させてしまいます。でもトウモロコシは腸を冷やすこともありませんし、食べてすぐにエネルギーに変換されるので疲労回復にも効果があります。

便通がよくなる

ひと粒のトウモロコシの実は薄い皮に包まれていますが、その皮は消化が悪いと言われています。しかしじつは、そもそも胃腸の働きをよくしてくれる性質をもっているため、むしろ便の通りをよくしてくれる効果が。
体内の水分の比率が増えて軟便になりがちになときも、薄皮のパワーで便通がとてもよしてくれます。よく噛んで食べる必要はありますが、すり潰したりペースト状にしてスープにするのもいいですね。

食べ応えありなのに低カロリー

トウモロコシの不思議な性質に、火を通すことでカロリーが増えるという特徴があります。とはいえ100gあたりのカロリーは、生の状態で92Kcal。火を通しても99Kcalほどです。ごはん100g(186Kcal)とくらべても圧倒的に低く、穀物のなかでも低カロリーになります。
ひと粒ひと粒が大きく噛みごたえもあるので、1本食べてもお腹が満足してくれます。食欲がないときでも食べやすく、夏のエネルギー源としてすぐに発揮される食材なので、ダイエット中の人におすすめです。

栄養価が高いのは根元部分

丸かじりできるのが手軽なトウモロコシですが、じつは栄養価が一番高いのは粒の根元部分。糖のエネルギー変換や新陳代謝を促進するビタミンB1やB2、そして紫外線から肌を守るビタミンEなどたくさんの豊富なミネラルのほか、必須脂肪酸のリノール酸まで含まれています。これらの栄養素をしっかりとるためにも、栄養素が集中している粒の根元部分までしっかりと食べることが大事です。丸かじりで根元部分まで食べられない場合は、ひと粒ひと粒とり除いてサラダと一緒に食べるといいかもしれません。
甘味の強さが際立つため糖質が気になるかもしれませんが、じつはタンパク質も玄米以上に豊富で、全体的に栄養バランスがよいのが特徴です。食欲がなくて体がだるいし重い……といった症状が出てきたら、ぜひトウモロコシを食べてパワーをつけてくださいね。