メンバー起用やシステム変更に関しては明言を避けたが、攻撃的な姿勢を貫くことを誓った。 写真:JMPA/小倉直樹

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 ブラジル時間8月6日、手倉森監督がコロンビア戦の前日公式会見に臨んだ。
 
 大量5失点でナイジェリア戦を落としたなか、息つく暇もなく中2日でコロンビア戦を迎える。五輪メンバーはわずか18人。「間違いなく全員ピッチに立つ」との宣言通り、スタメン変更やシステム変更はあるのか。
 
「この2日間考えましたが、守り方若やポジショニングは大きく変える問題ではない。ゲームのなかで修正できると踏んでいます。入れ替えなければいけないのは、まずは気持ちだなと。簡単に言えば、ビビるな! ということです。メディカルとフィジカルのスタッフからコンディションはリカバリーできていると聞いている。対コロンビアに効くメンバーに入っていく」
 
 次のコロンビア戦は勝利が必須条件となるが、「いかに攻撃的になれるか。攻撃的な守備を表現すること」をポイントに挙げる。
 
「コロンビアは柔軟性のあるチームだなと。(彼らの)ストロングは素早い縦への攻撃。それができなくても、コンビネーションでボールを動かせる。まずは相手の速い攻撃は警戒すべきだし、前線の選手が嫌らしい仕掛けをしてくるので激しい守備が必要だと思います。特に点取り屋の(テオフィロ)グティエレスと(ドルラン)パボン、(ミゲル)ボルハに対してですね」
 
 一次予選から「15連勝」での金メダル獲得を目指していたが、無敗での実現は夢途絶えた。しかし、金メダルの獲得は潰えたわけではない。指揮官は「ナイジェリア戦で負けて良かったと言えるようにしたい」と手綱を引き締める。
 
「自分たちは1次予選から15連勝して、金メダルを目指そうとしてきました。本大会まで9連勝してきましたが、15連勝はあまりに出来すぎ。5点取られて勝てるほど甘くはない。我々はこうした逆境でこそ力を発揮しなければならない」
 
 運命のコロンビア戦は、現地時間8月7日21時(日本時間8日10時)にキックオフを迎える。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

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