シングルマザーの恋愛では、彼氏と子どもが仲良くなるケースも少なくない。なかには、彼氏が保育園・幼稚園や小学校の行事に参加したり、「お父さん」と呼ばせたりすることもあるようだけど…。

彼氏と子どもの付き合い方、距離感で、気をつけるべき点について、「AllAbout」の恋愛ガイド、藤嶋ひじりさんは次のように指摘する。

「彼氏と子どもを会わせるのは、できれば付き合い始めてから1年ほど、最低でも3カ月くらいは様子を見てからにしてほしいと思います」(藤嶋さん 以下同)

子どもをすぐに彼氏に会わせてしまう女性も多いが、彼氏と子どもが仲良くなってから恋愛関係が解消されてしまうと、子どもも悲しむそう。

「今は良くても、後に別れるかもしれないと考え、まずは自分と彼氏が本当に合うかどうかをじっくりみましょう。お父さんと別れたことで、子どもは傷ついています。そのうえでさらに別れの悲しみで子どもを振り回さないよう、慎重にしてほしいと思います」

●安易な同棲や引き合わせはNG

また、彼氏と子どもとの関係は、子どもの年齢によっても変える必要があるのだとか。

「たとえば、未就学児の場合は、家族ぐるみで会う機会を少しずつ増やしていくのも良いですが、小学生になると、なんとなく男女の恋愛感情に気づくことも多いもの。まず1回会わせてみて、子ども自身が楽しんでいないようなら、間をあけましょう」

交際すると、すぐに恋愛相手と一緒に暮らす女性もいるが、それはできれば避けたほうがよい。

「独身でも、なあなあに同棲すると別れることが多いという統計調査があります。ましてシングルマザーは、よほど慎重にしないと危険ですよ」

子どもにとっても、母親のパートナーがコロコロ代わるのは、精神的に安定しないそう。

また、特に注意したいのは、女の子ひとりを育てているシングルマザーだそう。

「特に『一卵性母娘』といわれるような密着した母子関係や、母子の関係が逆転している場合、子どもが母親の喜ぶことをわざという傾向があります。『〇〇くんと結婚すれば良いのに』などと言葉で言っても、寂しい思いをさせているかもしれないですし、本音はわからないものです」

子どもと彼氏、どちらも大切だからこそ、安易に両者を会わせるのは禁物。時間をかけてじっくり付き合ったうえで、子どもに会わせるのは十分すぎるほど慎重でありたいものだ。

(田幸和歌子+ノオト)