4日、参考消息網は記事「日本マンガの妖怪、大半は中国からの“輸入”=日本原産妖怪はわずか1割」を掲載した。写真は中国古代の本『山海経』。さまざまな妖怪が描かれている。

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2016年8月4日、台湾紙・旺報電子版は記事「日本マンガの妖怪、大半は中国からの“輸入”=日本原産妖怪はわずか1割」を掲載した。

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妖怪をモチーフとした日本アニメは多い。登場する妖怪たちの多くは伝統的な妖怪の影響を受けているのだが、実はその70%は中国からの“輸入”なのだ。

「日本妖怪の起源をさぐると、70%以上は中国由来になると確信しています」とは『ゲゲゲの鬼太郎』の作者として知られる水木しげる氏の言葉。さらにインド由来の妖怪も20%いるため、純粋な日本原産妖怪はわずか10%にとどまる。日本と中国の妖怪文化はもともとよく似ていたのだ。

ただしその後、日本の妖怪は大きな変化を見せる。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎による「北斎漫画」では妖怪が鮮やかなに描かれている。この動きは今にいたるまで続いている。人気の『ナルト』『ONE PIECE』には北斎とよく似た背景も登場する。かくして伝統的妖怪は美しく描かれたマンガの妖怪へと変貌したわけだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)