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 UFO写真の中には、古くから書物などで紹介されてきているものが多いが、信憑性に関して疑問符が付くものも数多く存在している。

 今回紹介するこちらの写真も、昔から有名なUFOの写真の一つとしてあげられるものだ。この写真はイタリアにて1960年9月に撮影されたもの。時代からみてもかなり古く、粗い画質の写真であるが、空には大きなUFOの姿が捉えられている。全体が黒く、帽子のような形をした典型的なUFOが三機揃って編隊飛行をしているような姿だ。形状も角度もあまりに似通っているため、「三つ子のUFO」とも呼ばれている。非常に有名でよく知られた写真だが、撮影者はもちろん、どのような状況であったのかなど、詳細は何も知られていない。

 さて、このUFO写真は昔から真偽が問われ検証が重ねられてきた写真であった。昔のUFO研究家らは、このUFOが背景と比べても黒く、完全なシルエットになっており立体感が見られないため、黒い紙をUFOの形に切り抜いて背景写真に貼り付け、さらにカメラで撮影したものではないかと推測されていたのだ。

 近代になり、画像解析技術も進んできたため、実際にこの写真を検証した人物も複数現れた。その分析結果によると、このUFO周辺に黒い輪郭線のようなものが浮かび上がったという。これは、このUFOが写真のほかの部分と違った色の変化があったことを示すものだ。ここから、やはりこのUFOは昔のUFO研究家が推測した通りにフェイク写真であることが判明したのである。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所