厚生労働省の調査で、日本人の平均寿命は男女ともに過去最長を記録する一方で、世界一だった女性の平均寿命は香港に抜かれて2位となったことが伝えられた。順位は落としたものの、日本が世界トップレベルの長寿大国であることに変わりはない。(イメージ写真提供:123RF)

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 厚生労働省の調査で、日本人の平均寿命は男女ともに過去最長を記録する一方で、世界一だった女性の平均寿命は香港に抜かれて2位となったことが伝えられた。順位は落としたものの、日本が世界トップレベルの長寿大国であることに変わりはない。

 中国メディア・今日頭条は4日、「どうして日本人の平均寿命は、中国人より長いのか」とする記事を掲載した。記事は、日本人の平均寿命が中国人を上回っている理由について、食事の習慣を中心に紹介している。

 まずは「少量かつ品目の多い食事」だ。主食、主菜、副菜、デザートと、魚、肉、野菜、豆類、果物、穀類などさまざまな食材を使った食事を少量食べることによって、肥満や高血圧、高脂血症、心疾患、糖尿病などの発病率が低く抑えられているとした。また、油をあまり使わない調理法がメインとなっており、素材の味とともに栄養成分も最大限保たれていると説明した。

 さらに、海産物を好んで食べることについても言及。魚肉には記憶力や学習能力と密接に関係する成分が含まれているため、魚の多食が脳の老化防止によい働きをしているとした。また、海藻類には豊富なミネラルと食物繊維が含まれており、高血圧や糖尿病の予防にも繋がるとした。

 このほか、ウオーキングを始めとする中程度の有酸素運動をする習慣があること、あまりケンカをせずに穏やかな心を保つことも、日本人の長生きの秘訣であると紹介している。そして最後に「日本人の長生きを羨む必要はない。多くの人にとって、これらのことをするのは決して難しいことではないからだ。ただ、毎日続けるのが難しいだけなのだ」と結んだ。

 中国の料理にはたっぷりの油は欠かせない。厨房からは日常的に油煙が立ち上り、濃厚な香りが漂う。食べればとても美味しく、ご飯がどんどん進んでしまうのだが、健康を考えた時にはやはりちょっと心配になる。そして、暮らしが便利になることによる運動不足も懸念される。日本人もみんなが忠実に健康な生活習慣を守れている訳ではないが、中国の人びとがより健康的な毎日を過ごすためのヒントにはなることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)