今年最大のスポーツイベントであるリオ五輪が5日に開幕した。日本選手団は前回のロンドン大会から倍増となる14個の金メダルを目標に掲げているが、その「稼ぎ頭」と期待されているのが柔道だ。柔道を始めとする日本の武道に欠かせない用具といえば、畳である。現在では「畳マット」を使うのが一般的だが、やはり柔道には畳が似合う。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 今年最大のスポーツイベントであるリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)が5日に開幕した。日本選手団は前回のロンドン大会から倍増となる14個の金メダルを目標に掲げているが、その「稼ぎ頭」と期待されているのが柔道だ。柔道を始めとする日本の武道に欠かせない用具といえば、畳である。現在では「畳マット」を使うのが一般的だが、やはり柔道には畳が似合う。

 中国メディア・今日頭条は7月27日「畳から見た、日本の女性が潔癖な理由」と題した記事を掲載、日本を代表する家具の1つである畳と、日本人女性の清潔好きを関連付けて説明している。記事は「清らかで広い空間を演出する畳は、日本女性の清潔好きな習慣を育む最良の場である」、「言い換えれば、日本女性の『救いようがない』潔癖ぶりは、畳という生活スタイルが生み出したのだ」と紹介した。

 そして、「清潔レベルが極めて高く、怠惰な人間、不潔な人間には絶対にマッチしない」畳の部屋で暮らすべく、日本の主婦たちが「毎日相当な時間をかけて清潔を保つという任務をこなしている」と説明。その清潔度の基準の1つとして「靴を脱いで家の中に入ったときに、靴下が汚れたり、変な匂いを帯びたりしない」ことを挙げた。

 記事は畳の紹介に加えて、日本の家では靴を脱ぎ、さらにトイレやベランダなど、スリッパやサンダルを場所ごとに履き分ける習慣があることについて言及。そうすることで「潔癖な日本人が満足する」とする一方、「皮肉なことに、来客者はみんな同じスリッパを履くことになるため、水虫が伝染することになるのだ」と伝えている。

 生活の西洋化に伴い、最近の戸建住宅や集合住宅には畳の部屋が存在しないケースが多々ある。一方で、新しいい草の香りや、寝転がった時の心地よさを求めて、フローリングにそのまま置ける畳のマットや、上に布団が敷ける畳ベッドを利用する人も少なくない。

 暑い夏になると特に新しい畳や「ござ」の青々とした香りを嗅ぎたくなるのは、小さいころに田舎のおじいちゃんの家に遊びに行った時の記憶が蘇ってくるからなのか。それとも、今もなお日本人の体に染みついている、民族的な性質なのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)