あなたも「オリンピック出場」が狙える!?かもしれない、マイナースポーツ12選

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いよいよ開幕したリオオリンピック。南米大陸で初めて行われる今大会ですが、開催前は現地で盗難に遭った、ボヤ騒ぎがあったなど、やや不安な情報が届いていました。ただ、そこはお祭り好きのブラジル人、開幕と同時にもの凄い盛り上がりをみせています。

米専門誌『スポーツ・イラストレーテッド』によると、日本の金メダル数は合計13個と予想されています。銀メダルは7個、銅メダルは14個で、計34個のメダルを獲得するのではと。さて、実際はどのような結果になるのか、今から楽しみですね。

そんなオリンピックの中継を見ていると、自分もこの舞台にたったら……なんて妄想する人も少なくないでしょう。2020年には東京オリンピックが開催されますし、地元の声援を受けながらのオリンピック出場は、誰もが憧れる舞台ですね。

しかし、当然ですがメジャースポーツでのオリンピック出場は大変難しいもの。競技者の中のほんのわずかな人しか、本大会には出場できません。そうなると、現実的にオリンピックを狙うのであれば、マイナースポーツを極めるのが早そうですね。

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書籍『ペナルティのマイナースポーツ体験記 日本代表になろう!』では、芸人・ペナルティが12種類のマイナースポーツに挑んでいる一冊。同書で紹介されているマイナースポーツとは……。

・セパタクロー
・ダブルダッチ
・スピードボール
・ペタンク
・カポエィラ
・ラート
・ジークンドー
・インディアカ
・インラインスケート
・ラケットボール
・シャッフルボール
・デジタルスポーツシューティング

さすがマイナースポーツです、競技名だけではどのようなスポーツなのかわからないものが……。

(1)ジークンドー

例えば、「ジークンドー」。こちらは、あのブルース・リーさんが考案したスポーツ、というか武術です。同書の説明では、「相手の攻撃を制し自分の攻撃のみをヒットさせるという攻防一体のスタイル」で、キック、パンチ、投げ、関節技、武器、なんでもありの総合格闘技とのこと。ブルース・リーファン、格闘技ファンの方、挑戦してみますか? まだ、競技人口はさほど多くなさそうです。

(2)ラケットボール

続いて、「ラケットボール」。こちらは1950年頃にアメリカで生まれたスポーツです。直径6cmのゴムボールとラケットを使用し、4面の壁+天井+床の6面がコートとなります。「サーバーが正面の壁にボールを当て、床にボールが2バウンドする前に正面の壁に打ち返す。

通常、1ゲーム15点で行われ、2ゲーム先取した方が勝ち」とのことです。トップレベルにもなるとボールスピードが300kmを超えることも。動体視力と運動神経に自信のある方、ぜひ、トライを!

(3)シャッフルボード

さらに、「シャッフルボード」とは何でしょうか。こちらも歴史が深く、中世期スコットランドの貴族の間で流行ったそう。「2人の選手がキューを使いディスクをコート反対側の得点エリアに交互にシュート。ひとり4回のシュートで1フレーム。先行・後攻を交互に行い、計16フレームの合計点で勝敗を競う。

いったんは得点エリアに入ってたディスクも、相手ディスクに追い出された場合0点になったりと、微妙な駆け引きが勝敗をわける」と説明されています。冬季オリンピックの競技「カーリング」に近いイメージでしょうか。頭脳プレイが必要となりそうです。

(4)デジタルスポーツシューティング

最後に、「デジタルスポーツシューティング」。こちらは既にオリンピック種目にもなっているピストル射撃のデジタル版です。射撃種目は飛んでいるお皿を撃つクレー射撃のイメージが強いですが、この競技では止まっている標的を撃つことになります。集中力が勝負の鍵となりそうですね。

「シャッフルボード」「デジタルスポーツシューティング」は、ある程度の年齢から始めたとしても、頭脳と集中力が勝負できるので、本当に日本代表になれるかもしれませんね。実際にオリンピックの公式種目として認定されないと、オリンピアンにはなれないので、まだ少し先のことになりそうですが、今から取り組んでいても良いかもしれませんね。

ご自身のオリンピック出場はワクワクすることですが、誰かにその思いを託してみるのも良いかもしれません。例えば、まだ小さいお子さんには、未知の可能性がたくさんありますので、ぜひ、いろんなスポーツにチャレンジし、その可能性を見出してもらいたいところです。自分の子どもがオリンピックで活躍する姿をスタンドから見守ることは、親として醍醐味といえるでしょう。

いろんな可能性を見出すという意味では、現在、未経験者でも挑戦できるスポーツ大会がたくさんあります。ご自身の経験からわかるとおり、“本番”を経験することで、子どもは飛躍的に成長します。

「S&B杯ちびっ子健康マラソン」は、1984年にスタートした小学生のマラソン大会。2012年には完走者が120万人にも達した全国的な大会。走ることは全てのスポーツの基礎となりますので、是非、ここからお子さんの可能性を探ってみては。現在もエントリーが可能です。

また、日本プロテニス協会が主催し、スポーツクラブ・メガロスが協力をしている 「ニュージェネレーションテニス・ジュニアスカウトキャラバン」は、テニス未経験者でも小学生なら誰でも参加できるテニス大会。過去には、錦織圭選手や土居美咲選手、奈良くるみ選手も参加しています。未経験者でも参加できるのは嬉しいですね。

今年度の大会は終わったばかりですが、『ホンダカップ フットサルフェスタ』は、1997年から開催されているフットサル大会。12カテゴリーに約1000チーム、1万人が参加する国内最大級の大会です。こちらでも小学生の部がありますので、チームを組んで参加してみてはいかがでしょう。


自身がオリンピック出場するも良し、お子さんに託すも良し。なんだかスポーツへのモチベーションが高まる時期ですね。この夏、皆さんはスポーツをしますか?