3日、韓国の大学病院や総合病院の看護師が相次いで結核に感染していることが発覚、また京畿道の幼稚園でも集団感染が判明し、韓国で結核感染の不安が広がっている。資料写真。

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2016年8月3日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の大学病院や総合病院の看護師が相次いで結核に感染していることが発覚、また京畿道の幼稚園児20人も感染し潜伏期間にあることが判明し、韓国で結核感染の不安が広がっている。

結核は開発途上国などの貧しい生活環境で発生・感染する病気として知られ、韓国では「後進国病」とも呼ばれるが、KBSは、経済規模で世界上位圏にある韓国も結核の分野では「いまだ後進国」だと伝えている。14年基準では人口10万人当たりの患者数が86人と、経済協力開発機構(OECD)加盟国で圧倒的な首位の座にあるのだ。韓国疾病管理本部の説明によれば、韓国人の約3分の1が「潜伏結核患者」と推定される。結核患者1人が100人と接触した場合、約30人が感染して潜伏患者となり、このうち3人ほどが発病するとされている。

韓国で結核感染が拡大したのは1950年の朝鮮戦争の頃だが、先月は梨花女子大木洞病院、今月はサムスンソウル病院と、ソウルの大病院の医療スタッフから相次いで感染者が出た。また今年に入り、大邱市の大学病院の医師から子どもなどの患者29人に、京畿道の幼稚園では教師から20人の園児に感染が拡大したことも確認されている。専門家らはこうした事態に、医療機関や幼稚園などで働く職員に対し感染検査費用の支援を行うなど実質的な対策が急がれると指摘している。

報道を受け、韓国のネットユーザーが多数のコメントを寄せた。

「悪いことは全部世界一」
「せきをする時のマナーを広く宣伝すべきだ。最近は近くに人がいても平気で大口を開けてせきをする人が多い」
「結核は後進国病なのに…残念な事態だ」

「病院に行くと余計に病気になりそうで不安だ」
「看護師の業務環境が劣悪だから、疲労がたまって免疫力が落ちてるんじゃないかな」
「日本のように、せきが出たらマスクをして歩くよう習慣づけるべきだ」

「外国人の不法労働者が結核にかかっていないかも確認が必要だと思う」
「病院は見方によっては一番汚い場所とも言える」
「MERS(中東呼吸器症候群)を経験してもまた?政府は本当に仕事をしてないんだな」(翻訳・編集/吉金)