友だちを装いながら、敵のように他人を利用したり否定的な言い方をしたりする女性のことを、通称“フレネミー女子”という。フレネミーは一見友好的なため、ママ友を作るときにも注意が必要なのだとか。

「フレネミーは、競争心や嫉妬心が強いため、他人の成功や幸せを知ると不快感を抱き、攻撃的になります。友だちだと思っていたのに、根も葉もない噂を広められたり、仲間はずれにするような根回しをされたりと、友人や知人らの信頼を失うこともあります。近づかない方が賢明です」

こう話すのは認定心理相談士の山川憲太さん。自身もフレネミー女子の被害にあった経験があるという。

「以前働いていた職場で、私に昇進の話がありました。このとき同僚の女性にネガティブキャンペーンをされ、際どい立場に追い込まれてしまったんです。その後彼女は自分の派閥を作り、私を孤立させようとしました。このとき私にも応援してくれる仲間が集まったため、事なきを得たんです」(山川さん 以下同)

はじめ山川さんは、彼女のことを信頼していたという。

「わざわざ友人のように接してくるのは、相手を油断させるためです。被害を受けないためには、相手に利用されるような情報を容易に話さないことをオススメします」

●噂好きの人は、注意が必要

筆者が利用している保育園で、特定のママに話した内容が、その場にいなかった人にまで広まっていたことがある。噂を広めるような人でも話の内容さえ気を付けていれば、付き合っていても大丈夫?

「噂話を好む人は、相手のことが気になって仕方がないタイプです。自分に自信がないために、他人の動向を気にしています。フレネミーに発展しやすい予備軍として、少し距離を取ったほうがいいかもしれませんね」

また自分がフレネミー化しない注意も必要だ。

「フレネミーには『裏切り』というイメージがあると思いますが、子どものいじめに似たようなケースもあります。グループ内で誰かが一方的に否定的なことを言われていても、かばうと自分に矛先が向くため、加担してしまう。フレネミーのいるグループにいると、自分も同じようにしてしまう可能性があります。自立した考えを持って行動しましょう」

ママ友同士でも、トラブルに合うことが少なくないフレネミー。利用されないように、十分気を付けよう!

(ノオト+石水典子)