※画像はイメージ(撮影=Seika flickrより)

2016年7月29日放送の広島ホームテレビ「Jステーション」では、江田島の島をあげたオリーブ戦略について放送しました。

オリーブの栽培・加工を行う地元企業「江田島オリーブ」が運営する施設、「江田島オリーブファクトリー」が7月15日にオープンしました。この施設、オリーブオイルなどを販売するショップに、オリーブの加工場、レストランまで兼ね備えているといいます。レストランでは、焼きたてのピザやパスタにオリーブオイルをかけて提供しますが、このオリーブオイルはかけ放題だということです。

江田島市の高齢化率は4割を超え農業の担い手が減る中、耕作放棄地の問題を解消しようと市が注目したのがオリーブでした。江田島の温暖な気候がオリーブ栽培に合っていることから、市と企業が連携を始めたといいます。

2011年、江田島市は地元企業やJAに呼びかけて、「江田島オリーブ振興協議会」を設立しました。住民にも、市が1本500円で苗木を配布し栽培講座を開くなどしてきました。2012年には江田島で初めてのオリーブオイルがつくられました。

それから4年経ち、現在島では1万2千本のオリーブが栽培されています。初めは400kgだった搾油量も、去年には3400kgに増加し、初めてオリーブオイルの商品化にこぎつけたといいます。

今年4月には、オリーブ専門の地域起こし協力隊が誕生し、情報誌を発行するなどして栽培やPRを担当しています。

「江田島オリーブファクトリー」がニューオープン

7月15日にオープンしたファクトリーでは、開店直後からお客さんが押し寄せます。注文されたピザやパスタに、たっぷりとオリーブオイルがかけられていきます。呉市からやって来たお客さんは、「ピザにはちょっと辛いオイルが合って、全然脂っこくなくて爽やかです」と話しました。

江田島オリーブの山井葉月さんは、「生産量がまだまだ足りていないので、今後はもっとオリーブを広めて集うような場所にしたい」と話しました。

島をあげての挑戦が実を結び始めたこのオリーブ戦略が、江田島の新たな魅力を広げるだとうなと感じました。(ライター:わがママ)