東京商工リサーチが国内銀行94行を対象に調査した2016年3月期の「平均年間給与」は三井住友銀行が3年連続で平均給与トップだった。

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 東京商工リサーチは5日、国内銀行94行を対象にした2016年3月期の「平均年間給与」調査結果を発表、三井住友銀行が3年連続で平均給与トップだった。

 94行の平均年間給与(基本給与+賞与・基準外賃金)は622万2,000円だった。前年(620万5,000円)より1万7,000円増加(0.2%増)し、13年3月期から4年連続で前年を上回った。ただ、ピークの07年3月期(653万6,000円)より31万4,000円下回っている。

 政府の要請を受け銀行業界でも賃上げやベースアップを実施し、銀行全体では0.2%伸びた。平均年間給与トップは3年連続で三井住友銀行(830万1,000円)が堅持した。上位10行のうち、9行は前年と同じだったが、阿波銀行が千葉銀行に代わりランクインした。

 同リサーチでは「マイナス金利の導入や銀行間の低金利競争などで銀行収益は厳しくなっている。今後いかにして安定した収益を確保して賃上げにつなげるか、銀行の体力と力量が試される」とコメントしている。