40代後半男です、ひきこもりを脱するには

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「ひきこもり」は、かつては若者の問題と考えられていたが、現在は高齢化が進み、中高年が珍しくなくなっているという。「教えて!goo」にも、40代後半の男性より「ひきこもりを脱するにはどうすればよいのでしょうか?」という質問が寄せられていた。「数十年ひきこもっていて、今月は一度、数分家の外に出ただけです」という問いかけに集まった回答を見ると――。

「親御さんがひきこもりを認めて下さっていられるのなら、一緒に仲良く暮らせばよいと思います」(wop-38さん)

「もし、ひきこもっていても食べていけるなら、脱する必要はあるのですか? 脱したいと思う理由は何ですか?」(ぽんた4018さん)

と、ひきこもっていられるのなら、そのままでいいのではないかという意見や、

「ひきこもっていられていいですね。それで生活が成り立っているのですから。(中略)…こんなサイトに投稿する余裕があるのなら、その恥を感じてください。厳しいようですが、わたしにはただの甘ったれとしか思えません」(moimoi-6033さん)

などと、質問者に対し厳しい回答も見られた。

■「焦らず」、「少しずつ」、「ゆっくりと」

しかし、寄せられた回答の多くは、質問者を励ます内容のものだった。

「たぶん、ひきこもりで生活できているんだったら甘い親と同居しているんだと思うけど、その生温い環境から飛び出す事が大事です。経済的自立が必要です」(keyaki_4さん)

「社会から離れた期間が長い分、心のリハビリにも相当の時間がかかると思います。焦らず少しずつ進んでみてください」(オバゴリラさん)

「夜中でもいいです。散歩しましょう。自転車に乗れるなら自転車にも乗ってみましょう。前頭葉が活性化するので気分が大きく変わりだしますよ。ゆっくりゆっくり少しずつでいいです。ゆっくり少しずつ外へ」(gicoaさん)

と、多くの回答に共通していたのは、「焦らず」、「少しずつ」、「ゆっくり」といったキーワードだった。新たな社会問題としてクローズアップされる「高齢引きこもり」。事情は人それぞれでも、とにかく一歩、まずは行動に踏み出すことが大切なのだろう。みなさんはどう思われるだろうか。

三枝大介(Daisuke Saegusa)