碁や医療の世界にも進出している人工知能が、ドローン業界でも徐々に広がりをみせています。The Staaker Company USAが開発した新型ドローン「Staaker」は、人工知能を搭載しあなたを追いかけながら優れた空撮が可能なモデルです。
 


 
Staakerのコントロール方法は複雑なラジコン用のコントローラーではなく、腕などに装着するGPSトラッカーを搭載した小型のコントローラーで行います。そしてボタン選択によってさまざまな「追跡モード」を選択できるのです。
 
追跡モードにはシンプルなフォローモード、それにサークルモード、そして特定の方向からのみ追跡するコンパスモード、そしてホバー&トラックモードなどがあります。動画は本体のギンバルに装着されたGoPro(別売り)を利用。かなり安定した撮影が期待できそうです。
 

 
そして気になる人工知能ですが、Staakerは視覚的に撮影者を追跡し、そしてあなたが何をしているのかを理解して次にどんな動作をするのかを予測し、カメラに収めるのです。そう聞くとなんだか抽象的ですが、プロモーションビデオではスケートボードや自転車、サーフィンなどさまざまなスポーツの空撮が紹介されています。このようにとてもドローンを操作する暇のない時でも、自動追跡で撮影してくれるのはありがたいですね!
 
Staakerはスペックもなかなか豪勢で、最大30分間/最大時速約80kmでの飛行が可能です。これは同じく人工知能を搭載したDJIの「Phantom 4」を上回るスペックとなっています。本体重量は1.6kgで、プロペラの付いたアーム部分を折りたたむことでコンパクトに収納できます。なんと折りたたみ時はバックパックに入るというのですから、その小ささがわかります。
 

 
意外なことに、Staakerは障害物回避機能を搭載していません。製造メーカーによれば、現時点では障害物回避は十分に目標を達成できないから、としています。なお、量産前製品を試した人の声によると「人が完全にいない場所で使ったほうがいい」とのこと。若干荒削りな製品のようです。
 
Staakerの価格は小売価格が1,799ドル(約18万円)、仮予約価格は1,195ドル(約12万円)とかなりお高め。ただしその高性能さに追跡に的を絞った飛行モード、そして持ち運びのしやすさなど、欲しい人にはどうしても欲しい!と思わせてくれそうなドローンです。製品の出荷時期は今年の12月。スポーツに熱中している自分を撮影したいあなたに最適なドローンの登場ですよ!
 
Image Credit: Staaker
■Super quick follow-me camera drone uses artificial intelligence to be a better cameraman
http://newatlas.com/staaker-follow-me-drone-artificial-intelligence/44718/?utm_source=rss&utm_medium=rss