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●撮影に取り組む姿を見て刺激を受けた
8月6日より、「仮面ライダー」「スーパー戦隊」恒例の夏映画『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間/劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』が公開される。これを記念して、昨年10月より放送されたテレビシリーズがいよいよクライマックスを迎える『仮面ライダーゴースト』で天空寺タケル/仮面ライダーゴーストを演じる西銘駿さんと、『動物戦隊ジュウオウジャー』でジュウオウイーグル/風切大和を演じる中尾暢樹さんの2人に集まっていただき、映画の見どころやテレビシリーズの印象などを尋ねた。

――お互いの映画をご覧になった感想はいかがですか。

西銘:『ジュウオウジャー』はやはりサーカスがメインになっているだけあって、ド派手な印象を受けました。もう冒頭からいきなりアクションシーンで、画面に入り込んでしまいます。

中尾:展開がスピーディーで、観ていてのめり込むよね。

西銘:気持ちいいテンポでね、何度も観たくなる映画だと思いました。エキストラで出演してくれた子どもたちもかわいかったですし。

中尾:『ゴースト』では、100人の偉人が集まっているシーンが壮大でしたね。あれはどんな偉人なんだろうとか、画面を追っていくと一度では見きれないほど。観ていて飽きない映画でした。あと、シリアスで泣けるシーンの多い作品でした。『ジュウオウジャー』でワクワクしてもらって『ゴースト』で泣いて、スッキリしてもらえるかなって。2本の流れもちょうどいいと思いました。

――今回、仮面ライダーとスーパー戦隊の合同イベント(テレ朝夏祭り)が催されましたが、西銘さんと中尾さんが初めてお会いしたのはいつごろだったのですか? お互い初めて会ったときの印象などを聞かせてください。

中尾:『ジュウオウジャー』が始まってすぐ、日曜朝の「スーパーヒーロータイム」オープニングを撮ったときお会いしていますね。

西銘:撮影所でよく顔を合わせることが多かったんですよね。初めて会ったときから、中尾くんは気さくに話し合える、いい雰囲気でした。

中尾:年齢は僕のほうがひとつ上ですけれど、ヒーロー経験は西銘くんのほうが半年も先輩ですしね。

西銘:いや〜そんな(笑)。

中尾:西銘くんはすごく人懐っこい性格をしていて、こんな人柄だからこそ主人公として成り立っているんだろうなって思いました。自然に人が集まってくるというか、太陽みたいなキャラクターを持っているんです。

西銘:最初、スタッフさんから「中尾くんは演技もできて、すごくいい人だよ」とうかがっていて、会う前から好印象だったんです(笑)。会ってからもすごく真面目に撮影に取り組んでいる姿を見て、すごく刺激を受けました。『ゴースト』と『ジュウオウジャー』のコラボ回がある(ゴースト第24話、ジュウオウジャー第7話)というのも聞いていましたので、仲良くやっていけるって思いました。

中尾:1年もの撮影で経験を積んでいるはずなのに、ずっとフレッシュさを保ったままなのも西銘くんのいいところですね。そういうところ、タケルという役柄に似ているんじゃないかな。

西銘:自分ではマジメっていうか、何にでも一生懸命にやるのがタケルと共通する部分じゃないかって思います。でも、西銘駿自体は「子どもみたい」ってみんなから言われますね。

中尾:ツッコまれるタイプなのかも(笑)。

西銘:そうですね。中学、高校、そして今でも同じようにイジられています(笑)。

中尾:イジられ上手なんですよ。どんな集団にもすっと入っていけるっていう。

西銘:タケルよりは、はしゃいだりして子どもっぽいところがあると思います。

――中尾さん演じる大和は、従来の「スーパー戦隊」レッドのように強いリーダーシップがあったり、誰よりも熱血だったりではなく、落ち着いた雰囲気でみんなをまとめる「優しさ」を前面に出しているところが特徴的ですね。

中尾:今回、大和という人物を演じさせていただいて、自分にとって「役」との出会いってあるんだなあって感じましたね。今までの「スーパー戦隊」レッド像だと、僕には合わないかなって思っていたんですけれど、大和の役は僕の中にガッチリ入ってきて、セリフを言っても違和感がなく、とても演じやすいんです。

西銘:中尾くんの素に近い役なんですね。

中尾:演じる上で、大和の気持ちに共感できるので、役を作りやすかったというのはありますね。

――個性的な4人のジューマンに加え、最強の強さを誇るもののメンタル面が少々弱いザワールド=門藤操が新たに仲間となり、まとめ役の大和もいっそう大変になりましたね。

中尾:そうですね。また強烈なキャラのメンバーが入ってきてね。みっちゃん(操)が強烈なぶん、大和のツッコミやお世話がまた強烈になってきます(笑)。操を演じる國島(直希)くんがまた、どちらかというとネガティブっぽいキャラなので、役にピッタリだって言われています。

●息抜きはギャグ回!?
――昨年10月から開始された『仮面ライダーゴースト』ですが、西銘さんにとってはそろそろ最終章が近づいてくるころですね。現在はどういった心境でしょうか。

西銘:最初はプレッシャーや不安しかなくて、でもやるしかない!という思いで始め、そこから10話、20話……とやってきて、これから最終章に入り主役としてどうやって盛り上げていけばいいのか、考えるようになってきました。劇中のタケルもそうですけれど、僕自身が成長できたところも大きかったんじゃないかなって思います。芸能生活の最初の仕事として『仮面ライダーゴースト』をやれたことに、あらためて感謝の思いを持つようになりました。

――中尾さんは2月の『ジュウオウジャー』開始から、はや半年というタイミング。あと半分残っているとはいえ、ちょうど折り返し地点に来たことで何か感慨のようなものもあるのではないですか。

中尾:そうですね。いざ来てみると、もう半年か……という心境です。スタッフのみなさんからは、夏の映画をやったらすぐ終わっちゃうよって言われていて、実際にそういう日があっという間に来たことに驚いています。それだけに、これからの1話1話を大切にしないとなと思っています。今後、大和の過去だったり、ジューランドとの関係性が描かれたりしていくので、テレビの展開にも期待してください。

――西銘さんから中尾さんへ、1年間という長きにわたる撮影の日々を乗り切るための秘訣があったら教えてください。

中尾:それは聞いてみたいですね! 息抜きの仕方とかがあるんですか?

西銘:なんなんだろう……? 僕としては、40数話あるお話のうち、何度か「違うテイスト」の話が来ることがあるんですけれど、そういうときの変化球的なエピソードを楽しむことができればいいかなって思います。

中尾:マジメな話だけじゃなくて、ときどきギャグ回とかがあるけれど、そういうのかな?

西銘:ワンクールのドラマだと、そういう風に幅が広がらないと思うんです。スーパー戦隊やライダーはそういう回もあるので、違うテイストの話をやることで、気持ちをリフレッシュすることができたらいいのかなって。

中尾:じゃあ、これから大和がズッコケる話とかが来るのを楽しみにしています(笑)。

西銘:僕の場合だと、赤ずきんのコスプレをしながらアクションをするようなエピソード(第35話)があったんですけれど、あのときはすごくリフレッシュできました(笑)。

――『仮面ライダーゴースト』映画では、途中でいきなり新ライダー『仮面ライダーエグゼイド』(2016年10月より放送開始)が登場して、強烈かつユニークな戦い方を見せていったのには驚きました。西銘さんはエグゼイドをどう思われましたか。

西銘:最初にエグゼイドを観たとき「ええっ、これって仮面ライダー!?」って、外見の印象について驚きました。でも、戦っている姿を見るにつれ、彼もまた仮面ライダーなんだって強く思えて、カッコいいなって感じましたね。ゴーストとはまったくテイストの違うライダーですから、僕自身すごい興味を持っていて、観るのが楽しみなんです。

――お2人にとって、ヒーロー作品の主演を務めることで「いま自分はヒーローなんだ」って感じる瞬間とは、いつでしょう。

中尾:変身シーンで、ジュウオウイーグルのスーツを着たときなんて実感しますね。ボディ全体が締め付けられるような感じで、姿勢もピシッとなるんです。こんなとき、ヒーローになったんだなあって感じます。

西銘:僕も変身シーンなんです。第1話で初めて変身したシーンを映像で確かめたとき、実際にタケルが仮面ライダーゴーストに"変身"しますよね。これまで、子どものころから何度も何度も言ってきた"変身"という言葉ですが、ここからは本当に"変身"と言ってポーズを取れば、ゴーストに変身できてしまう。そんな感動がありました。あとは、子どもたちからの声援を受けたときですね。本当に、子どもたちには励まされました。

――あらためて、それぞれの映画のおすすめポイントをぜひお願いします。

中尾:僕たちが素面で叫ぶ「この星をなめるなよ!」のセリフを言うシーンです。子どもたちと一緒に力を合わせて……ヒーローと子どもたちの関係が一番表れているシーンですので、この場面を観てほしいですね。また、「スーパー戦隊」40作記念ということで、映画のあちこちに歴代スーパー戦隊で使われたいろいろなアイテムが置かれているんです。普通に観ていたら気づかないですので、ファンの方は画面をよーく観ていてほしいです。

西銘:テレビでは明かされていないタケルの強い「思い」がラストシーンで語られています。マコト兄ちゃんやアカリたち、いろんな人たちの思いと共に……。1年間『ゴースト』を観てくださったファンの方たちにはたまらない「泣ける」映画になっていると思います。ぜひ期待していただきたいですね。

西銘駿
にしめ・しゅん/1998年2月20日生まれ。沖縄県出身。高校在学中の2014年に第27回ジュノン・スーパーボーイコンテストでグランプリを受賞し、芸能界入り。2015年10月に放送開始した『仮面ライダーゴースト』の天空寺タケル役で連続ドラマ初出演、初主演を果たす。映画は2015年『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』2016年『仮面ライダー1号』に続く3作目の出演。8月19日に「西銘駿ファースト写真集SHUN」が発売される。
中尾暢樹
なかお・まさき/1996年11月27日生まれ。埼玉県出身。「D-BOYSオーディション10th」に参加し、ファイナリストに選ばれた後、2016年1月より俳優集団D-BOYSの最年少メンバーとなる。2016年2月に放送開始した『動物戦隊ジュウオウジャー』で風切大和/ジュウオウイーグル役で本格的な俳優デビューを果たす。8月26日には「中尾暢樹ファースト写真集 19」の発売が決定している。
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(秋田英夫)