4日、韓国メディアによると、韓国・ソウルで建設が進められていたソウル軽電鉄牛耳新設線の工事が、開業を約4カ月後に控えた時点で全面的に中断された。資料写真。

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2016年8月4日、韓国メディア・韓国経済によると、韓国・ソウルで建設が進められていたソウル軽電鉄牛耳新設線の工事が、開業を約4カ月後に控えた時点で全面的に中断された。

同線は、ソウル地下鉄の新設洞駅と郊外の北漢山駅(駅名は未定)の11.4キロを結ぶ路線で、今年11月末の開業を目指し09年9月から工事が進められていた。1日最大13万人の利用を見込んでおり、沿線の住宅街や商圏開発にも期待が高まっていたところだ。しかしソウル市によると、工事に伴う損失の責任の所在などをめぐって市と民間出資事業者「牛耳トランス」が対立し双方の交渉が決裂、牛耳トランスが5日以降の工事の中断を決めたという。

両者の対立は今年初めごろから始まっていた。国民銀行を中心とした出資団は収益性の悪化を理由に1300億ウォン(約120億円)の出資を中断、資金難に陥った牛耳トランスが収益構造の再設計を市に求めたものの、市がこれを拒否したのだ。市は出資業者らに対し「財源調達はもちろん竣工や運営の責任はすべて民間にある」と通達している。

これについて韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられているが、軽電鉄の設置そのものを疑問視する声が目立つ。

「これを造って誰が喜ぶの?」
「1日の利用客13万人なんてうそに決まってる。絶対赤字だよ」
「沿線住民全員が乗らないと13万人にはならない」
「最初は金になると思って目を血走らせてたけど、損失が見えてきたから契約を変えようってことか?」

「うちのマンションの入り口では何年も工事し続けてるよ。道が狭くて嫌になる。いいかげん終わらせてくれ」
「工事はやめていいから、原状復帰してくれないかな」
「こんな路線で収益性があるのかと思ってたらやっぱり。週末に北漢山に登る人と、山の寺の信者が多いのは知ってるけど…」

「これで何度目の開通延期?まるでオオカミ少年のよう。開通を待ちくたびれて引っ越した人もいるはず」
「個人がやってる工事でもないのにどういうことだよ?情けない」
「適当にやってもうけようとしたらこじれたね」(翻訳・編集/吉金)