Amazonは、膨大な量の商品の輸送のために自社専用の輸送機20機のリース契約を結んだことが報じられていましたが、実際にその運用が開始され、特別塗装機がメディア向けに公開されています。

This is Amazon’s first ‘Prime Air’ plane - Recode

http://www.recode.net/2016/8/5/12382052/amazon-prime-air-plane

2016年8月4日、アメリカ・シアトルにあるボーイングの工場でプレス向けに公開された、Amazon特別塗装機がコレ。中型機のボーイング767型旅客機を貨物用に改修した機体が使われており、機体には大きく「Prime Air」の文字と、垂直尾翼にはおなじみのスマイルマークが描かれています。



Amazonは専用輸送機の導入のために、「Atlas Air」と「Air Transport Services Group」の2社のリース会社と契約を交わしており、2016年内にも最大で40機規模にまで増強して自社貨物の輸送に運用する計画です。

そのうち、すでに11機は運用は開始されており、アメリカでは年間99ドル(約1万円)の料金で提供されている「2日以内の配達」を実現するためにアメリカ中を飛び回って貨物を輸送しているとのこと。

特別塗装の一部始終を収めたタイムラプス動画も公開されていました。

Introducing Amazon One - Timelapse - YouTube

自社専用の輸送機を運用する狙いについて、Amazonで輸送を担当するDave Clark副社長は「いわば、航空会社の路線便とプライベートジェットの違いのようなものです。Amazonでは、自社の荷物だけで飛行機を飛ばせるだけの取扱量があります。自社専用の路線を持つことで、Amazonのサービスに特化したサービスが構築できるため、輸送量の面でも、物流の柔軟性の面でもメリットがあるのです」と語っています。



国土の広いアメリカならではの取り組みと言うことができそうですが、普通は専門業者に任せることがほとんどである貨物の空輸を自社で賄えるほどの物流があるとことからも、Amazonの巨大さが伝わってくるようです。