「スティック野菜酒粕バーニャカウダ」(600円・手前)や「鶏の山椒から揚げ」(700円・奥)など、お酒に合うメニューが充実/BEFORE 9

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京都観光の一日の“シメ”となる晩御飯も、もちろん京都ならではの料理や雰囲気に、とことんこだわりたいもの。しかし、京都の街中は店が多すぎて、選ぶだけでも疲れてしまう。そんな、ディナー難民になってしまう前に、京都に行く前に知っておきたい“おしゃれ晩御飯”をまとめてみた。京町家をリノベートした店をはじめ、日本酒自慢の店やスタイリッシュな和バルなど、カジュアルな京都の晩御飯、厳選6店を紹介しよう!

【写真を見る】1階カウンターで支払を済ませるキャッシュオン形式。ドリンクは自分で運び、フードはでき次第提供してくれる/BEFORE 9

■ 厳選クラフトビールと日本酒「BEFORE 9」

烏丸御池にある、京町家をリノベートしたスタイリッシュなスタンドバー「BEFORE 9」。全国からえりすぐったクラフトビールと日本酒が常時8種類ずつそろい、スタイルや味わいの違いを楽しめる。「スティック野菜酒粕バーニャカウダ」(600円)や「鶏の山椒から揚げ」(700円)など、お酒が進む創作料理も充実。気になった銘柄の「ビール」(600円/SMALL・240ml、800円/LARGE・310m)や「日本酒」(600円/グラス)を飲み比べしながら、豊富なメニューを楽しもう!

■ 地酒と本格和食をカジュアルに!「御幸町 ONO」

河原町の「御幸町 ONO」には、市場直送の天然物を使った刺身や天ぷら、おでんなど、日本酒に合う料理がめじろ押し。日本酒は獺祭や徳島の地酒など、全国から選び抜いた30種類以上がそろう。どれを選んでも半合が540円、1合が864円と気軽に楽しめるのがうれしい。軽く炙ることにより、ハモ本来の旨味がギュッと凝縮した「淡路島産鱧の焼霜」(1296円)や「稚鮎の天ぷら」(648円)は、日本酒と相性抜群でおすすめだ。

■ 異色シェフのカジュアルな立ち飲み「柳小路TAKA」

河原町の「柳小路TAKA」は、イタリアの日本食レストランの名店であるNOBU/Armaniで、板長として腕を振るった経歴を持つ西村 崇シェフが、出身地の京都で独立して作ったバル。漁師から直接仕入れる魚介や朝絞めの鶏、京野菜など、厳選した食材で作り上げるジャンルレスな料理が魅力だ。「焼鳥」(150円〜)や、揚げゴボウがのった「卵かけご飯」(500円)など、シェフの技とアイデアが光るメニューばかり。精米歩合の異なる「日本酒 7種テイスティング」(1200円)も人気!

■ アートのような寿司「AWOMB 西木屋町」

京都の織物をイメージした“手織り寿し”で人気の行列店が、完全予約制の2号店として河原町にオープンした「AWOMB 西木屋町」は、築80年の町家を生かした空間も魅力的。アート作品のような美しさを放つ「手織り寿し 衣」(2970円)は、数十種類の野菜を中心に使った季節のおばんざいや、魚の天ぷらなどの具材が並ぶ。楽しい手巻きスタイルとなっているので、好みで組み合わせて具材を選んで味わってみよう!

■ 町なかカフェで京都地ビール「SOWGEN」

河原町の「SOWGEN」は、北白川の人気店、そうげんカフェが、アンティーク家具などの販売スペースとカフェを併設した姉妹店としてオープン。サンドイッチなどのフードやスイーツのほか、アルコール類も充実している。「町家麦酒」(700円)といった京都の地ビールと一緒に、一押しの「京野菜グリルのオープンサンド」(700円)や「タパス3種盛」(600円)をガッツリ味わえば、大満足間違いなし!

■ 町家でヴィーガン料理「浮島ガーデン京都」

沖縄発の人気ヴィーガン料理店が京都に初進出!「浮島ガーデン京都」では、肉、魚、卵、乳製品を使わず、京都産や滋賀県産の有機・無農薬野菜による滋味豊かな料理を提供。菜食主義ではない人にも好評で、京町家を生かした空間も魅力だ。「精進おさかなフライ」(1512円)や「畑の森合わせバーニャカウダ」(1296円)、「本日のタパス」(324円)の他、本店で名物となっている「ベジタコライス」(1404円)も人気なのでチェックしてみよう!【関西ウォーカー】