日本の民間信仰における馴染み深い存在の1つに「妖怪」を挙げることができるだろう。「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪ウォッチ」といったコンテンツは日本人ならば誰もが耳にしてことがあるはずで、こうしたコンテンツが日本で広く知られるのは妖怪という存在が日本人にとって身近であることの証左とも言える。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の民間信仰における馴染み深い存在の1つに「妖怪」を挙げることができるだろう。「ゲゲゲの鬼太郎」や「妖怪ウォッチ」といったコンテンツは日本人ならば誰もが耳にしてことがあるはずで、こうしたコンテンツが日本で広く知られるのは妖怪という存在が日本人にとって身近であることの証左とも言える。

 一方、中国メディアの参考消息はこのほど、台湾メディアの報道を引用し、日本の妖怪の大半は「中国に起源がある」と伝えつつ、日本に起源を持つ妖怪は全体の1割程度に過ぎないと主張。日本の漫画やアニメに登場する妖怪の多くは中国産だったと伝えた。

 記事は、中国の歴史上で「妖怪」という言葉が確認できる最古の文献は西暦317年から420年にかけて中国に存在した「東晋」王朝の時代に書かれた「捜神記」という小説集であると紹介。さらに、同小説においても、妖怪とは「人が知らない、もしくは理解できない超常現象や事象」を指していたと伝えた。

 さらに、中国の伝承においても「人の顔をした蛇」や「妖狐(狐の妖怪)」など、現在でも知られる妖怪が存在しているとしたほか、日本でも有名な西遊記は「非常に多くの妖怪が登場する小説である」と論じた。

 続けて記事は、日本では「日本の妖怪のうち、70%ほどは中国が起源であり、20%はインドが起源、日本に起源を持つ妖怪は全体の10%」だとする見方もあると紹介、事実、中国と日本では見た目が似ている妖怪が非常に多いと指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)