金メダルは494グラムの銀と6グラムの金で構成されている。現在の市場価格にするといくらになるのだろうか。

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海外メディアによれば2016年のリオ五輪とパラリンピックのメダルの製造はアートと科学技術のコラボだということだ。参考消息が伝えた。

米国CNNによると、約100人からなるチームがブラジル造幣工場で内密に作業を行い、オリンピック開幕前までに5000枚以上のメダルを製造しているのだという。このチームには彫刻家やエンジニアも含まれている。

2016年のオリンピック用メダルの型を制作した彫刻家のカネロさんは、「ブラジル造幣工場で41年もの間に多くの硬貨を製造してきたが、オリンピック用メダルの彫刻を完成させたときが一番興奮した」と語っている。

コンピュータを使って型を作ることもできるが、カネロさんは精密な道具を使い、2週間を費やして型を手作りする。カネロさんは「精密な道具を使った方がデザインをしっかり把握できる」と話した。

手作業で作られた型をコンピュータでスキャンし、そのデータをもとにデジタル彫刻機でメダルの形に彫刻する。また工場に送られる前に、顕微鏡を使って型の品質チェックが行われる。

次に工場の作業員がプレス機を使い、550トンの力でメダルの型を3回打ち付ける。このようにして、誰もがのどから手が出るほど欲しいあの丸い勝利の象徴であるメダルができる。

金メダルには「金箔づけ」という工程が施される。実は、金メダルは494グラムの銀と6グラムの金で構成されているのだ。

金メダルを溶かして取れた金と銀は、現在の市場価格にすると約587ドル(約58000円)だという。現在の金メダルは金と銀で作られているが、1912年夏季オリンピックのストックホルム大会だけは純金で作られた。(提供/人民網日本語版・編集/YK)