『強く、潔く。夢を実現するために私が続けていること』(吉田沙保里/KADOKAWA)

写真拡大

 世界選手権13連覇、オリンピック3大会連続金メダル、そして今回、夏季五輪で初の女性主将を務め、史上初のオリンピック4大会連続金メダルを目指す、女子レスリング日本代表の吉田沙保里。彼女のすべてが詰まった『強く、潔く。夢を実現するために私が続けていること』が、2016年8月3日(水)に発売された。

 前人未到の記録を樹立し、「霊長類最強女子」とも名高い彼女。しかし本人は、自分を「強くてすごい人間」だなんて、まったく思っていない。むしろ、弱虫で泣き虫で甘ったれで、いつも誰かと一緒にいないといられないくらい寂しがり屋だと考えているのだ。

 現在33歳で、すぐ目の前には、リオデジャネイロオリンピックが控えている。オリンピック4連覇という史上初の大記録への挑戦は、歴史をたどっても、世界の誰もが到達したことのない頂。そこに登ろうとしている今、「“最弱”だったはずのわたしが“最強”になれたのはなぜか」という思いから、自身を振り返って書かれたのがこの一冊だ。

 同書では、彼女の素直な思いや考えが、そのまま文章にされている。なぜレスリングを続けているのか。なぜ厳しい練習に耐えてきたのか。なぜ勝ち続けるのか。なぜ落ち込んでも乗り越えられるのか。世間が彼女へ抱いていた、その強さの疑問も明らかになる。

 強さの秘訣や、リオ五輪に向けて思うことの他にも、不安や孤独、仕事や恋愛など誰にでもある悩みにどう向き合っているのか。その立直る方法や家族、友人への想い、そしてひとりの女性として望む幸せについても触れられている。

 「わたしも変わることができたのだから、『変われる強さ』はきっと誰にでもある」。プレッシャーに押しつぶされそうな時、壁に当たってくじけそうになる時、“最弱”な彼女の“最強”な心の作り方を読んで、「強く、潔く」生きよう。

※掲載内容は変更になる場合があります。