■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆タイカレーやインドカレーなど10種類のカレーがレトルトで楽しめる

 自分一人だけの昼食は昨晩の残り物で済ませてしまうが、子どもが夏休みに入ると毎日昼食を用意しなければならなくてとても面倒。そうめんやそばなど簡単なもので済ませることが多いが、夏休みの中盤にもなると「またそうめん?」と拒否反応を示してくる。

 バリエーションを増やすには温めるだけのレトルトが便利。レトルトもご飯にかけるタイプやパスタソースなど購入しているが、仕事に追われ、とにかく時間がない状況なので、買物はネットスーパーを利用してまとめ買いをすることが多い。利用頻度が高いのは価格に魅力を感じる「SEIYU ドットコム」。夏休み用のレトルトを仕入れようと商品を見ていたら、ずらりとならぶプライベートブランドのエスニックカレーに目が釘づけになった。

夏休みのお昼ごはんはお手頃エスニックな西友PBブランドの日替わりカレーに決まり?

 西友のプライベートブランド(PB)「みなさまのお墨付き」は種類が多いと以前から感じていたが、2016年4月末現在で、約740アイテムを扱っているという。消費者テストで、味、価格、量を総合的に評価して、70%以上が「非常に良い」もしくは「良い」と回答した製品のみを商品化。エスニック系のレトルトカレーだけで10種類もある。しかも価格はすべて150円(税抜)。夏休みは日替わりカレーだ!と10種類をゲットしてみた。「みなさまのお墨付き」サイトには消費者テストの支持率が出ているので、商品ごとに支持率とテスト参加者のコメントも含めて紹介しよう。

夏休みのお昼ごはんはお手頃エスニックな西友PBブランドの日替わりカレーに決まり?

 パッケージを見ると辛さの度数が5段階評価で表示してある。辛さレベルがマックスの「5」は3種類。スパイシーで辛みがあるので、辛いもの好きの人や本格的な辛さを求める人におすすめ。

夏休みのお昼ごはんはお手頃エスニックな西友PBブランドの日替わりカレーに決まり?

「レッドカレー」(支持率86.1%)→「商品通り唐辛子がしっかりと効いていて、辛いもの好きにも期待を裏切らないカレー。内容量が少なめだが、味もよく具も大きめで入っているのが良い」(30代女性)

「グリーンカレー」(77・8%)→「具もいっぱい入っていて、スパイスも効いて本格的。店で食べる味を再現できている。レトルトでこの味と価格は良いと思う」(30代女性)

「バターチキンカレー」(80・6%)→「スパイシーで味も良く、インドカレーの店で食べるものに風味が近かったのでおいしく食べられる。この値段は安いので、買ってストックしておきたい」(20代女性)

 辛さレベル「3」は7種類。味のバリエーションも豊富で食べやすさもあり、子どもでも食べられる本格レトルトカレー。

夏休みのお昼ごはんはお手頃エスニックな西友PBブランドの日替わりカレーに決まり?

「ふんわりたまごと蟹のプーパッポンカレー」(80.1%)→「辛みがやみつきになりそうな絶妙な味。卵のふわふわとたけのこのシャキシャキとした食感がとてもおいしい。カニの風味が強いのが印象的だった」(20代女性)

「ほうれん草と生クリームのサグダールカレー」(96.2%)→「ほうれん草カレーは大好きだが、なかなか家で作れない種類のカレーなので、レトルトで気軽に食べられてうれしい。辛さもほどよく濃厚な味で満足感があった。ひよこ豆もたくさん入っているし価格も安くて良かった」(40代女性)

「マッサマンカレー」(83.3%)→「具のじゃがいもがごろごろしていて味も良い。本格的カレーの一ジャンルとして我が家に定着するかも」(30代女性)

「キーマカレー」(90.7%)→「スパイスが効いていて香りが本格的でとても良かった。辛さもちょうどいいので食べやすかった」(50代女性)

「スープカレー」(78.9%)→「野菜、肉の具材がしっかり入っていて、スパイシーであっさりしているので、最後までおいしくいただける。価格が安いのにも驚いた」(60代女性)

「イエローカレー」(88.1%)→「とてもマイルドで食べやすい。生クリームと謳っているだけあってなめらか。じゃがいも、たけのこ、鶏肉といった具がたくさん入っているのもおいしい。後味が少しピリ辛なのもうれしい。内容量が多く値段がお手頃なので購入しやすい」(20代女性)

「ひよこ豆と野菜のチャナマサラカレー」(88.2%)→「香りが高く食欲がわいてくる。辛さが控えめでルーだけでもおいしく食べることができる。スパイシーなのにクセがないので食べやすく、豆の食感がレトルトにありがちなベチャっとした潰れた感じがないのでしっかりと噛み応えがありおいしい」(50代女性)

【AJの読み】とりあえずこの3つにトライアルしてみよう!

 タイカレー派、インドカレー派、辛いもの好き、マイルド好きなど、カレーの好みは千差万別なので、辛さレベルや味などで好きなカレーを探してみてはいかがだろう。これだけの種類で150円なのでコスパの高さはバツグン!たとえ苦手だったとしてもこの価格ならさほど気にならないはず。レッドカレーやグリーンカレー、キーマカレーは他社のレトルトでもたくさん出ているので、最初に試してみるのなら、エスニックトレンドを手軽に楽しめる3種類をおすすめする。

○ふんわりたまごと蟹のプーパッポンカレー

ふんわりたまごと蟹のプーパッポンカレー ふんわりたまごと蟹のプーパッポンカレー

 日本エスニック協会が予測した「この夏、絶対流行するエスニック食」の1位になった「プーパッポンカレー」がレトルトで食べられる!ポイントはカニと卵のふわふわ感だが、この2点は見事にクリアしている。口に入れると広がるカニの風味は予想以上で驚いた。店で食べるようなソフトシェルのシャキシャキ食感はタケノコでカバー。クミンなどのスパイスの香りは高いがまろやかな味わいなので食べやすい。

○ほうれん草と生クリームのサグダールカレー

ほうれん草と生クリームのサグダールカレー ほうれん草と生クリームのサグダールカレー

 個人的には一番気に入ったカレー。ほうれん草の緑が鮮やかで、生クリームが入っているのでまろやかでクリーミーな味わい。ひよこ豆がたくさん入っており、同じくひよこ豆を使ったチャナマサラカレーでテスト参加者がコメントしていたように、豆がしっかりしていて、ほくほくとした食感が味わえる。カレーだけで食べてもおいしく、ライスのみならず、ナンやバゲットと合わせてもおいしくいただける。

○マッサマンカレー

マッサマンカレー マッサマンカレー

 エスニックブームのけん引役のひとつとなったマッサマンカレーブーム。各社からレトルトタイプのマッサマンカレーが発売されているが、150円で手軽に食べられるのはうれしい。「みなさまのお墨付き」のレトルトカレーでも一番の人気。ココナツミルクとカシューナッツをベースにスパイスで煮込んだ、マイルドで食べやすい辛さ。カシューナッツの香りもいい。欲を言えばもっとじゃがいもが入っているとうれしいのだが、レトルトで150円の商品にそこまで求めるのは酷か?

文/阿部 純子

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