スパイスを効かせた醤油&スイートチリソースの甘辛味がお酒を呼ぶ! 「さそう」の夏の定番メニューだ。「コリアンダーが香るようなホワイトビールが特に合うんですよ〜」。

写真拡大

枝豆は、ゆでただけでおいしい。でも、ちょっと手を加えると、もっと旨いつまみになります。和やエスニックの要素を上手に取り入れたつまみが揃う「季節料理・酒処 さそう」の佐宗桂さんに教えてもらいました。

「枝豆はゆでただけでもおいしいのですが、香りや風味、食感のアクセントを加えるひと手間をかけてみて。さらに酒に合うおいしい一品になりますから!」

佐宗さんが教えてくれたレシピは、飲みたいお酒をイメージして、調味料や香草、薬味を使うのがポイントだ。

「ビールならピリ辛に、日本酒なら和の薬味で香りを添えて。お酒ごとに香りや風味を考えて変えるのは楽しいですよ」

炒めて、漬けて、和えて。調理方法にも変化をつけた3品の枝豆料理を前に、お酒の選択肢も3倍以上になりそうだ。

■<炒める>枝豆のエスニックソテー

●刺激的な香りと風味でビールをさらにおいしく

----------

【材料(つくりやすい分量)】
枝豆……200g、オリーブオイル……大さじ1、にんにく(みじん切り)……小さじ1、生姜(みじん切り)……小さじ1
●エスニックソース
スイートチリソース……大さじ1、醤油……大さじ1と2分の1、チリパウダー……3つまみ、ローズマリー(生。みじん切り)……少々、黒胡椒……少々

----------

【つくり方】

(1)枝豆は沸騰した湯で硬めにゆでる。

(2)エスニックソースの材料を混ぜ合わせる。

(3)フライパンにオリーブオイルをひき、にんにく、生姜を入れて弱火にかける。香りが立ってきたら枝豆を投入して強火にし、混ぜ合わせながら1分ほど炒める。

(4)(3)を再び弱火にし、(2)のエスニックソースを回し入れたら、サッと炒め合わせる。枝豆全体にソースがからんだら、火を止め、器に盛って出来上がり。

■<漬ける>枝豆の紹興酒漬け

●まろやかなコクが加わり芋焼酎や泡盛を呼びます!

----------

【材料(つくりやすい分量)】
枝豆……200g、にんにく(スライス)……2分の1片、赤唐辛子……2本、昆布……3cm角
●漬けダレ
紹興酒……300ml、醤油……100ml、米酢……50ml、砂糖……40g、花椒……ひとつまみ、塩……ひとつまみ

----------

【つくり方】

(1)枝豆は洗って塩(分量外)でもみ、さやの先端をキッチンバサミで切り落とす。沸騰した湯で好みの硬さにゆでる。

(2)漬けダレの材料を鍋に入れ、唐辛子と昆布を加えて火にかけ、1分ほど煮立たせる。

(3)密閉容器に(1)とにんにくを入れ、熱いうちに(2)を注ぐ。枝豆が浸った状態で粗熱が取れるまで冷まし、冷蔵庫に半日置いて、味がなじんだら完成。

 

■<和える>枝豆のナムル

●爽やかな食感が心地よく、辛口の日本酒によく合います

----------

【材料(つくりやすい分量)】
枝豆……300g、みょうが(せん切り)……適量、長ねぎ(せん切り)……適量、糸唐辛子……少々、刻み海苔……適量
●ナムルダレ
胡麻油……小さじ1、おろし生姜……小さじ2分の1、米酢……小さじ1、すり胡麻(白)……小さじ2分の1、塩、黒胡椒……各少々

----------

【つくり方】

(1)枝豆は沸騰した湯で好みの硬さにゆで、さやから実を取り出す。

(2)ボウルにナムルダレの材料を入れて混ぜ、(1)を入れる。

(3)みょうが、長ねぎ、糸唐辛子を加えて混ぜ合わせる。器に盛り、刻み海苔をのせて出来上がり。

 

----------

佐宗 桂(さそう・かつら)
家庭料理店、エスニック料理店などを経て、2013年春、東京・池尻大橋に「季節料理・酒処さそう」を開店。野菜の味わいを生かした創作つまみなどが評判。
 

----------

(文・大沼聡子 撮影・平松唯加子 教える人:佐宗桂(「季節料理・酒処 さそう」主人))