3日、中国メディアやネット上では、日本の交通死亡事故の少なさがたびたび話題に上るが、このほど台湾メディアでも日本の交通に関するコラム記事が掲載された。資料写真。

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2016年8月3日、中国メディアやネット上では、日本の交通死亡事故の少なさがたびたび話題に上るが、このほど台湾メディアでも日本の交通に関するコラム記事が掲載された。

「日本人が車を追い越す時ハザードランプを点滅させるのはどういう意味?」と題された記事では、日本の交通事故による死亡率が年々低下している理由について、「ドライバーのマナー」と「厳しい罰則」の二つにあると分析する。

まず、ドライバーのマナーでは、日本で広く普及している「サンキューハザード」を紹介している。これは、車線変更や脇道から合流した際などに道を譲ってくれた車に対して、ハザードランプを1〜2回点滅させて感謝の意を表すというものだ。

国際道路交通事故データベース(IRTAD)の統計によると、こうしたランプの点灯によって感謝を示すのは日本独特の文化ではなく、英国やアイルランド、北欧の国でも同様の習慣があるそうだ。そして、こうした文化がある国は、交通事故による死亡者数が比較的少ない傾向にあるという。記事は、「運転時のマナーと事故率の低さが直結するわけではないが、一つの要素と言えるだろう」としている。

一方で、日本にも運転マナーの悪い地域があるとも指摘する。日本のネットアンケートで「交通マナーが悪い都道府県」ワースト3に選ばれた大阪、愛知、福岡の実情を紹介。愛知県は「名古屋走り」があることや交通事故死亡者数で常に上位に入っていること、大阪では信号無視や割り込み、ウインカーを出さずに車線変更といったマナー違反も多く、「青は進め、黄色は進め、赤は気をつけて進め」という言葉があると紹介している。

厳しい罰則については、日本と台湾の飲酒運転について比較している。記事は、「日本の飲酒運転に対する法律は厳しい」と指摘し、日本の場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられ、免許取消の欠格期間は最高10年だが、台湾では2年以下の有期刑と20万台湾ドル(約64万円)の罰金、免許取消は3年であるとした。さらに、日本では飲酒運転の場合は同乗者も処分されることに触れ、「自分の身を守るだけでなく、飲酒運転による悲劇を減らすことができるこうした方法は、台湾も参考にすべきものだ」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)