4日、中国西藏網によると、ダイラ・ラマ14世が「中国政府はチベット文化を絶滅させようとしている」と主張していることについて、豪州の学者が「そんなことはまったく存在しない」と指摘した。写真はチベット。

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2016年8月4日、中国西藏網によると、ダイラ・ラマ14世が「中国政府はチベット文化を絶滅させようとしている」と主張していることについて、豪州の学者が「そんなことはまったく存在しない」と指摘した。

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2日に行われた第6回北京国際藏学シンポジウムに出席した豪グリフィス大学のColin Mackerras名誉教授は、30年以上の中国少数民族、特にチベット自治区への調査の結果について語った。

Mackerras教授は、「少数民族およびチベット文化存続:西方の3つの観点」というテーマで行った演説の中で、「中国が少数民族文化、特にチベット文化を破壊しているという観点は、チベット亡命政府と彼らの支持者の悪意ある遊説と関係がある」と指摘。1996年7月にダライ・ラマがロンドンで「中国はチベット文化を絶滅させようとしている」と述べたことについて、自身がチベットで数十年生活した経験から、「全く根拠がない非難だ」と否定した。また、「中国共産党と中国政府はチベット文化の復興と発展に積極的に協力している」とも述べた。

同シンポジウムは中国チベット文化保護・発展協会とチベット社会科学院の共催で、中国のほかに、ドイツ、フランス、英国、米国、ロシア、日本、豪州などから300人以上の専門家が出席しているという。(翻訳・編集/北田)