シチリアの知られざる楽園パナレアで過ごす、あこがれのヴァカンス #2

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ヴァカンスの心得を知った前回に続いて、今回はおいしいもの情報をお届けします。魚介の宝庫である温暖な地中海に囲まれ、レモンやオリーブなど作物も豊かに育つシチリアは美食の桃源郷。
お昼はしっかり食べる派? 軽くグラニータ派?
イタリアでは昼食をしっかり、夕食は簡単にとるのが基本形なのですが、夏ばかりはちょっと勝手が違います。イタリア人は普通の食事をしたら、消化不良を起こさないように3時間はプールや海に入るのを避ける習慣があります。なので日中、水に入って涼みたいひとはランチをスキップするのです。
でも何も口にしないわけではなく、ごく軽く食べたり、ワインやビールで空腹をなだめたり。なかでも人気はグラニータ。砂糖も何も加えず果物だけを凍らして作られるグラニータは、ほどよく甘く清涼感も抜群。イチジク、レモン、コーヒーなどいろいろな味があります。そのままでもおいしいのですが、ホイップクリームを添え、さらにブリオッシュで挟むシチリアンスタイルもぜひお試しあれ。

イチジクのグラニータがおいしいのはホテルの目の前にある「ウ・マルズーニ」。自分たちの庭で育てたイチジクで作っているそう。いつでも人で賑わっているのは港にある「バール・デル・ポルト」。私はここでクワの実味を食べました。イチジクよりも淡い甘みであっさり。コーヒー味も評判です。

昼食はホテルのレストランが便利

滞在した「ホテル・チンコッタ」では、プールを見下せる場所にレストランがあり、ちゃんと昼食を食べたい私は、いつもプール派の夫を置いて義兄や友人らと軽めの食事をとりました。別行動でも互いの様子を確認できるので安心。

このレストランは上手だと有名で、パスタはいつも茹で加減がパーフェクト。プールのすぐそばのバルコニーで食べることもでき、ここで飲んだシチリア産ビール「Irias Aura」はとびきりおいしかったです。水着にパレオ姿のままでもOKだし、色々リクエストも聞いてもらえるなど、ホテルのレストランはやはり便利です。
アペリティーヴォの愉しみと地中海ディナー
17〜18時くらいから陽が傾いて、だんだん涼しい海風が吹きはじめます。プールから部屋に引きあげてちょっと休憩したら、ドレスアップして出かける準備。そのころにはお腹も空いてきて、アペリティーヴォ(食前酒を楽しむ時間)のためにバーやレストランに人が集まり出します。

夕暮れが美しいのは「ホテル RAYA」のルーフトップバー。海と同じ色に塗られた床から地続きのようにも見える水平線には、噴煙をたなびかせる火山島ストロンボリが見えます。冷たいお酒と涼しい風、しゃれた音楽。夏ならではの、とっても気持ちのいい時間です。
港のそばにあるスシ・バー「ブリッジ」では、なんと日本人の職人さんが握っていました。毎年夏はここにいらっしゃるんだそう。「日本人のお客はあなたがほぼ初めて」と言って歓迎してくださいました。

21時をめどにレストランへ移動します。ディナーはやはり地中海の新鮮な魚介とシチリアンワインが主役。シチリアらしい気取らない雰囲気なら、トラットリア「ダ・フランチェスコ」がおすすめ。手長エビとミニトマトのリングイーネがとってもおいしかったです。RAYAやチンコッタなどホテルのレストランも上質。

パナレア島は世界各国からセレブリティが集まるというだけあって、レベルの高いレストランがいくつもあります。満点の星空の下、冷房要らずの涼しい夜風に当たり、海の音を聞きながらの夕食はとっても心地よいものでした。残念ながらイタリアはどこも照明が暗くて写真をきれいに撮れませんでしたので、お料理の写真はぜひお店のホームページをご覧ください。
[ホテル・チンコッタ,ホテル RAYA,ブリッジ,ダ・フランチェスコ]

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