気が重い…妊婦が歓迎されない職場で「妊娠報告を乗り越える」コツ

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仕事が大好きで、健康状態に自信を持っている女性でも、働けなくなる期間があります。その時期とは、産前産後。

年齢とともに重くなる責任に、喜んだり、苦しんだりしながら日々を送っている女性にとって、妊娠は今後の新しい働き方についてイヤでも考えさせられる機会。

さらに、上司や同僚の理解を得ていくための“根回し”も必要になってくるでしょう。

今回は、日本労働組合総連合会の調査を参考に、妊娠を伝えるタイミングやその後の働き方、妊婦の権利についてお届けしていきます。


■妊娠を告げにくい社内の雰囲気! 「報告にためらいがあった」は3人に1人

連合が、会社に妊娠を報告した932人に、妊娠の報告にためらいがあったかを調査した結果によると、34.3%の女性が、「ためらいがあった」と答えています。

主な理由としては、以下の通り。

・同僚などに迷惑をかけると思ったから

・職場に言いにくい雰囲気があったから

・安定期に入るまで待つべきだと思ったから

・契約を更新してもらえない、または辞めるようすすめられると思ったから

女子社員の妊娠が歓迎されないような会社の空気を読み、妊娠が発覚してもこれまで通り頑張って働いている女性も相当数いるようです。


■いつ妊娠を報告すればいい? 最も多いのは、妊娠8週目

同調査によれば、職場への妊娠報告で最も多いのは、妊娠8週で、14.2%。

データを読み解いていくと、妊娠4週〜8週の間に45.8%の女性が妊娠を職場への報告をしたことがわかりました。

一方で、少し体調が落ち着く妊娠4カ月以降に報告する女性も18.8%と、決して少なくありません。

「安定期に入るまで待って報告した方がいい」と考え、妊娠初期の不安定な体調を乗り切る人も少なからずいるようです。


■つわり、流産、眠気……妊娠初期の4週〜8週目ってどんな時期?

ところで、妊娠を報告する女性が多い4週〜8週って、どんな時期なんでしょう? 妊娠週数の計算方法で、勘違いしがちなのが、以下のポイント。

・妊娠0週・・・生理が始まった週

・妊娠1週・・・まだお腹に赤ちゃんはいない

・妊娠2週・・・排卵期に精子と卵子が出会って受精

・妊娠4週・・・早ければ妊娠検査薬で“陽性”の結果が出る(ここから妊娠2カ月)

妊娠発覚からしばらくすると、つわりの兆候が表れ、ひどい場合は水さえも受けつけなくなり、入院が必要になることもあります。

また、多くの流産は4週目から、赤ちゃんの心拍が完全に確認できる8週目くらいに起こっていますから、胎児や自分自身の健康状態を案じて報告をする女性が多いと推測できます。

赤ちゃんや自分に何かあった時に「あの時、会社に報告して休んでおけば……」と後悔するのでは遅すぎます。筆者自身、妊娠8週での流産経験がありますが、たとえ働いていたことと、健康状態に因果関係はなくても、自分のことを責めてしまうものではないでしょうか?

状況が許すのなら、体調が不安定な妊娠初期に職場に報告しておく方がいいかもしれません。

■男女雇用機会均等法では、妊婦の権利はかなり守られている

会社に妊娠を報告しにくい“空気”があったとしても、妊婦は法律では守られるべき存在。

妊婦にまつわる法律としては、以下の様なものがあります。ちょっとかみくだいてご紹介します。

・医師が妊婦への指導内容を“母性連絡カード”に記入し、事業主に渡したら、時差通勤や休憩時間の延長などを認めなければならない(男女雇用機会均等法 第13条)。

・妊娠・出産・産前産後休暇を理由とした解雇や不利益を被る異動は、禁止されている(均等法 第9条)。

・妊婦は、残業の制限や、体の負担がかからない業務への転換を求めることができる(労働基準法 第66条、65条)

「言いにくいなぁ」とムリをして、何かあったときに後悔するより、妊婦の権利を頭に入れながら、誠意をもって早めに報告した方がいいかもしれません。

もしずっと働きたいと思うのなら、助けてもらうこと、特別扱いされることを当然とせず、感謝の気持ちを表しながら、休む前の引き継ぎや、サポートしてくれた社員への“サポート返し”も忘れずにしたいものです。

以上、職場での妊娠報告についてお届けしましたが、いかがでしょうか?

妊娠初期には、個人差はあるものの、“切迫流産”や“妊娠悪阻”などに苦しむ女性は少なくありません。

妊婦の権利を当たり前のものとせず、それでもそれをお守りにしながら、働き続けていきたいものです。

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【参考】

※ 働く女性の妊娠に関する調査 - 日本労働組合総連合会

※ 母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について - 厚生労働省

※ 『働きながらお母さんになるあなたへ』 - 厚生労働省雇用均等・児童家庭局

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