「やはりメダル。それもなるべく輝いたメダルを目指す」と、リオ五輪への意気込みを語ったプロテニスプレーヤーの錦織圭(26)。しかし、その決断が良策であるかどうかは、現時点では誰にも分からない。
 「リオ五輪の勝敗は、ATPやWTA(男子・女子プロテニス協会)のランキングにカウントされない。勝っても負けても関係ナシということです。加えて、ジカ熱や現地の治安などの影響で、すでに世界のトップ20のうち7人が出場を辞退している。さらに、五輪に出れば強行スケジュールとなるのは必至ですからね」(体協詰め記者)

 男子シングルスは五輪開会式翌日の8月6日スタート。決勝まで勝ち上がれば、14日まで戦うことになる。一方、7月25日から31日までカナダ・トロントでマスターズ大会が開催。五輪決勝日も、米・シンシナティ大会初日と重なっている。このスケジュールの合間を縫って五輪で奮闘しても、世界ランキングには反映されないのだから、まさに“骨折り損”だ。
 「ゴルフの松山英樹が辞退したことで、錦織も一時期は難色を示していた。トップを狙う者同士として、錦織は松山と会うのを楽しみにしていましたからね。ただ、彼の真面目な性格上、辞退できなかったのでしょう」(TV局員)

 その決断が、自らの首を絞めかねない。
 「錦織は自身のマネジメント会社に“忙殺されたくないからCMは10社まで”と希望を出していた。そのためCM出演料を最低5000万円強と高額設定にすることで制限してきたのですが、企業側はもっと払っても構わないという姿勢。結果、マネジメント会社も断れなくなり10社を超えてしまった」(テニス誌記者)

 リオ出場を決めたのも「五輪中継するTV局にCM出資した企業への配慮」(関係者)との見方がもっぱら。左脇腹痛の回復具合も気になる。お人好しもほどほどに。