醤油を入れると3Dになる不思議な豆皿をイギリス人デザイナーが考案

東京在住のイギリス人デザイナー、ダンカン・ショットンさんが、目の錯覚を利用した不思議な豆皿(おてしょ/醤油皿)を考案した。

Kickstarter/Soy Shape
醤油を入れると3D図形が見えてくる
「ソイ・シェイプ(Soy Shape)」と名づけられたその豆皿は、一見したところ、ちょっとモダンな白磁の小皿にしか見えない。
ところが、醤油を注ぐと不思議なことが起こる。なんと、不思議な3Dイメージが見えてくるのだ。

Kickstarter/Soy Shape

Kickstarter/Soy Shape
皿の深さに差をつけて濃淡を出す
タネ明かしをすると、「ソイ・シェイプ」の底には微妙に高低の差がついている。
そこに醤油を注ぐと、深い部分は醤油の色が濃く見え、浅い部分は薄く見える。この濃淡の差を利用して、あたかも3Dのような図形を描いているのだ。
2年をかけて開発
この「ソイ・シェイプ」が出来るまでに2年かかっているとショットンさんは言う。
コンピュータを使ったシミュレーションに始まり、プラスチック板で手作りした数々の試作品を経て、白磁製の最終形「ソイ・シェイプ」が完成した。

Kickstarter/Soy Shape
クラウドファンディングで生産・販売が決定
その後ショットンさんは、クラウドファンディング「Kickstarter」で資金を集めた。
現在、期限はあと12日残っているが、すでに目標額の2倍以上の金額が集まっている。
20ドルの出資につき、1皿を入手できる。商品の発送は10月から開始。世界各国に配送してもらえるとのこと。

Kickstarter/Soy Shape