Vエア提供

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(台北 4日 中央社)トランスアジア(復興)航空系の格安航空会社(LCC)Vエア(威航)が、業績低迷に陥っており、近くにも運航を全面的に休止する公算が大きいことが、交通部(交通省)民用航空局の話などで明らかになった。チャイナエアライン系LCCのタイガーエア台湾(台湾虎航)も経営難が続いているとの情報がある。

Vエアは2014年12月に第一便が就航。タイや日本に路線を伸ばしたが、9月20日からは週7便の桃園―名古屋線を週4便に減便することを決定。10月には桃園―羽田線、桃園―茨城線も運休するという。

当初は8機体制での運航を目指していたが、現在の保有機材は4機に留まる。累積赤字は10億台湾元(約32億円)を超えたとされ、Vエアは全面運休の明言こそ避けているが、今後の機材増備を見送るほか、一部をトランスアジア航空に譲渡する方針で、経営縮小は必至とみられる。

一方、2014年9月に就航したタイガーエア台湾も先週、9月13日に週3便で開設を予定していた桃園―札幌線の運航を急遽取り止めた。増資や同じくチャイナエアライン系のマンダリン(華信)航空との合併を視野に入れており、来年にかけ大規模な業界再編が起きる様相を呈している。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)