女性に人気のもつ鍋屋だが、一品料理にも定評が。ラム肩ロースのロースト1280円は、軟らかい豪州産羊肉をマスタードとビールのソースでいただく。人参とジャコのパリパリサラダ720円(小530円もあり)は、オリジナルドレッシングとの取り合わせが抜群。税抜き繪もん 北参道店東京都渋谷区千駄ケ谷4―5―1 ニュー外苑ハイツ1F営業時間/11:30〜14:30L.O.、18:00〜22:30L.O.定休日 木曜(撮影/写真部・松永卓也)

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 著名人がその人生において最も記憶に残る食を紹介する連載「人生の晩餐」。今回、プロスキーヤー・登山家の三浦雄一郎さんが選んだのは「繪(え)もん 北参道店のラム肩ロースのロースト」だ。

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 僕は世界中でいろんな肉を食べてきました。南米の最南端で、牛の丸焼きを食べた時のことは忘れられません。アフリカでゾウ、ワニ、カバを、アラスカでアザラシやセイウチを食べたこともあります。エベレストのキャンプではイタリア隊と仲良くなり、こちらが持参した鮭トバと向こうのプロシュートとを交換して食べました。

 そのうえで、繪もんのラム肩ロースは素晴らしいと感じています。ジューシーで非常に軟らかい肉を使っているのに、手頃な値段。味と値段のバランスは、世界のトップクラス。東京にいる時は、よく通います。

 ここでは、フレッシュなニンジンが山のようにのっているサラダもいただきます。パリパリの食感、ドレッシングの味がよく、これを食べることでラム肉がより引き立つと思います。

 この年になっても何でもおいしく食べられるということは、幸せだと思います。食べることは元気の素。肉を食べながら、新たな目標のためトレーニングを続けています。

週刊朝日  2016年8月12日号