夏の全国高校野球選手権大会に2年ぶり2回目の出場を決めた大分高校野球部が、甲子園球場の公式練習で女子マネージャー首藤桃奈さんがノックのボールを手渡していたところ、大会規則に反するとして大会本部の指示でグラウンドから追い出されてしまった。なぜなのか。

大会規則「参加資格は男子に限る」

大会関係者に配布された「代表校・応援団の手引き」によると、女子野球部員は記録係としてベンチに入ることは認められているが、グラウンドに入ることは禁止になっているという。大分高校野球部長は「規定を知らなくて申し訳ない。頑張ってきた彼女をグラウンドに立たせてあげたかった」と釈明した。

女子を排除している理由は「危険防止のため」というのだが、危険ということなら男子だって同じだろう。春香クリスティーン(タレント)は「女子を排除するのはなかなか納得いかない」という。もっともだ。

宇野常寛(評論家)「日本は端的に言って遅れているんですよ。差別主義者がいるということです。高野連ってこの問題に限らず体質の古さが批判されているじゃないですか。この機会に高校野球にとってプラスの運営組織がどういうものか、問題を洗い出して議論した方がいいですよ」

高野連は大会参加資格を「男子生徒に限る」としており、いまどきこんな女性排除の規則があるのは日本の高校野球ぐらいなものではないか。きょうからでも即刻見直すべきだ。