これが危険サイン!「わが子への虐待リスク」が高まる家庭の特徴3つ

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児童虐待に関する相談対応の件数が、毎年増えているというニュースがあります。平成11年度に比べて平成26年度は7.6倍。さらに毎年、50人以上の子どもが児童虐待によって死亡しているという情報も……。なんとも痛ましい話ですね。

「私は関係ない」と人ごとに考えてしまうかもしれませんが、お腹を痛め、出産を経験し、自らの分身として子どもを見ている母親が、実は最もわが子を虐待をしてしまう傾向にあるのだとか。

そこで今回は、東京都福祉保健局がまとめた資料 「児童虐待の実態II」(平成17年)などを参考に、“児童虐待を起こしてしまいやすい家庭に共通する環境”をまとめます。

 

■1:周りとの交流が極端に少ない

上述した東京都福祉保健局は、東京都の児童相談所が扱った相談の内容や対応を分析し、「児童虐待の実態II」として公表しています。

その中には“児童虐待が行われた家庭の状況”をまとめた部分があります。ワースト3位の共通点に「親族、近隣等からの孤立した家庭」(23.6%)が、ワースト1位には「ひとり親家族」(31.8%)が挙げられています。

自分の理想通りにいかない日々の中で、誰かに相談したり、愚痴を言ったり、誰かと気晴らしに出かけたりと、ガス抜きができないとなればママが破裂してしまいますよね。

何らかの事情があって一人で子どもを育てている方、身近な場所に自分の両親や親族がいないという人は、近所の人や保健所の保健師、自治体の子育て支援者などと積極的に触れ合って、孤立しないように心掛けたいですね。

 

■2:夫婦の不仲を放置している

子育てにおいて、最も身近な協力者は夫。そんな夫とも子育てスタート後は、喧嘩が増えたというご家庭も少なくないのでは?

育児で出費がかさんで生活が苦しくなったり、子どもの夜泣きなどでお互いに生活ペースが乱されたりして、双方がイライラしてしまうからですね。

しかし夫婦仲を悪いまま放置してしまうと、怒りやイライラのはけ口が子どもに向かってしまう恐れも……。上述の資料でも、児童虐待が起こった家庭の共通点として、ワースト4に「夫婦間不和」(20.4%)が挙げられています。

『WooRis』の過去記事「離婚カウンセラーが教える“夫婦喧嘩の仲直りのコツ”4つのステップ」では、夫婦問題・離婚カウンセラーの宇野夏騎さんが、夫婦喧嘩の仲直りのコツを教えてくれています。

ちょっと外に出るなどして夫と距離を置き、冷静な心と頭で夫との見解の違いを尊重しようと努めてみるべきだとか。普段通りの生活に戻った後は、タイミングを見て「言い過ぎた、ゴメン」などと素直に謝れば、喧嘩による不和も乗り越えられるそう。

「うちのだんなは、終わっている」などと絶望せず、歩み寄れる方法がないか粘り強く探してみたいですね。

 

■3:育児に対する“理想”にとらわれている

今は育児に関する情報があふれています。「ちゃんと育てなきゃ」「教科書通りにやらなくちゃ」と思って子育てに取り組んでいるママも少なくないと思います。ですが、普通は思い通りに進みませんよね。

柔軟に方針を転換して、妥協できる部分は妥協しないと、育児ノイローゼになってしまいます。最悪のケースとして、ストレスのはけ口が思わず子どもに向かってしまう場合も。

実際に上述の東京都の資料には、児童虐待が起きた家庭の状況として、ワースト5位に親の「育児疲れ」(18.0%)が挙げられています。

母子家庭の苦労や夫の非協力などではなく、単に自分の完璧主義が育児疲れの原因になっている場合は、必要以上に高いハードルを設けないようにしたいですね。

 

以上、児童虐待が起きやすい家庭の特徴をまとめましたが、いかがでしたか? その他には「経済的困難」(30.8%)もワースト2位の原因に挙げられています。経済的に苦しくなると、夫婦の不和にもつながりません。

今すぐ収入を劇的に増やす方法はないかもしれませんが、『WooRis』の過去記事「FPが教える“夫婦不仲を解消する”お金の管理方法のコツ2つ」などでも、ファイナンシャルプランナーがマネーに関するテクニックを教えてくれています。

お金の話はシビアすぎて夫婦であっても語りにくいですが、勇気を持って問題にメスを入れたいですね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

児童虐待の実態II −輝かせよう子どもの未来、育てよう地域のネットワーク− -東京都福祉保健局

児童虐待相談の対応件数及び虐待による死亡事例件数の推移 - 厚生労働省

 

【画像】

※ Artsplav / Shutterstock