色だけじゃなくて形も!がんを疑うべき「便の異常サイン」5つの症状

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毎日気持ち良く便が出ている方、あるいは数日に一回のペースで出ている方、さまざまかと思いますが、排便後にちゃんと便をチェックされていますか?

便はその人の健康状態をよく表していると言います。場合によっては大腸がんを見抜くサインが出ている場合もあるとか……。

そこで今回は国立がん研究センターの情報や女性のための医学事典『ウィメンズ・メディカ』を基に、“大腸がんを疑うべき便の異常”を紹介します。

大腸がんは肥満の人、背が高い人、肉類やバター類を盛んに食べている人、お酒を飲んでいる人などが危ないと言います。また、家系もリスク要因の1つ。当てはまる項目が多い人は、特にチェックしてみてくださいね。

 

■1:便が黒い

最初の要チェックポイントは、黒っぽい色の便。大腸は右の脇腹から左の脇腹へ、ぐるりと周回して肛門へと下ります。

大腸の始まる右脇腹の部分にがんができて出血すると、小腸から流れてきた消化酵素や腸内の細菌の影響で、血が黒っぽくなり、黒色便になってしまうのだと言います。

また、過去記事「“黒い便”は体からの危険信号!胃潰瘍や胃がんの可能性あり」でも触れた通り、食道や胃など、肛門から見て遠い場所にがんができている場合は、タール便といって真っ黒で刺激臭のある便が出るといわれています。

 

■2:便に赤い血がついている、便に血が混じっている

次は血便です。大腸は右脇腹から左脇腹に向けて、大きく曲線を描いていると言いました。そのうち左脇腹あたりを通る大腸(S状結腸など)や、肛門に続く部分(直腸)にがんができると、便に血が混じったり、表面に血が付着したりすると言います。

また、肛門から血が出たり、トイレットペーパーでふくと血が付いたりする場合も要注意です。

もちろん痔でも似た症状が出ますが、いずれの場合でも、病院には出かけたいですね。

 

■3:排便ペースが変わり、便秘と下痢を繰り返す

大腸はお腹の中で大きな曲線を描き、最後は急カーブして肛門に向かっていきます。その急カーブの部分(S状結腸)にがんができると排便のペースが変わり、便秘と下痢を繰り返すようになってしまうと言います。

また、がんが大きくなって大腸の通り道が狭くなると、お腹が張ったり痛んだり、吐き気を覚えたりするケースもあるとか。

ここ1〜2年の間に便秘気味になったり、便秘と下痢を繰り返していたりする場合は、念のため病院で診てもらいたいですね。

 

■4:便意があるのに少ししか出ない、残便感がある

大腸は出口の手前で急カーブして肛門へ向かうと述べました。急カーブ後に肛門へと向かう最後のストレートを直腸と言います。

その直腸にがんができると、便意があるのに少ししか出ない、便をしても残便感があるなどの症状が出るといわれています。一方で、出にくくなった便を無理にでも出すために、下痢になるといった特徴もあるようです。

 

■5:便が細い、平べったい

同じく直腸にがんができて通り道が狭くなると、便が細くなったり、平べったくなったりすると言います。

健康的な便は一般的にバナナのような太さだと言われています。しかし、明らかに細い便が繰り返し出るような場合は、ちょっと要注意かも……。

 

以上、がんを疑うべき便の異常でしたが、いかがでしたか? 大腸がんの治療はどんどん進化・発展しているのだとか。根治しえる可能性も高いと言います。

できるだけ早い段階で発見するべく、排便のたびにちょっと後ろを振り返って、確かめる習慣を身につけたいですね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

がん種別リスク要因と予防法 : がん情報サービス - 国立がん研究センターがん対策情報センター

Colorectal Cancer-Patient Version - National Cancer Institute

井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)

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