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大阪府はこのほど、食への意識と行動を中心とした独自の健康・栄養調査「大阪版健康・栄養調査結果」の結果を明らかにした。同調査は平成27年11月〜12月および平成28年2月に大阪府民を対象に実施したもの。成人調査は1,858人から、高校生調査は555人から回答を得た。

回答者を高校生、若年者(18〜29歳)、働く世代前期(30歳代)、働く世代後期(40〜64歳)、高齢者(65歳以上)に分け、朝食を食べているかそれぞれ尋ねたところ、「ほとんど毎日食べる」割合は、高校生では男女とも7割であった。しかし、若年者では男性約5割、女性約6割と下がっている。

大阪府健康医療部は、若年者に朝食を食べない割合が多いのは「進学、就職などをきっかけにライフスタイルが変わり、食生活が自立する時期を迎えること」が理由ではないかと分析している。

一方、働く世代前期、後期と世代が進むと増えて食べる割合は増える。働く世代後期になると、朝食を食べる割合は男性7割、女性では8割だった。朝食を食べない理由は、若い世代ほど「時間がない」が多い。「食べる習慣がない」「食べなくても問題がない」が、世代が進むにつれて増えている。

「お好み焼きとごはん」「ラーメンとチャーハン」といった主食の重ね食べは、大阪ではよく見られるが、この食べ方をどう思うか尋ねたところ、「太りそうだと思う」は女性で5〜6割、男性で3〜4割にのぼることがわかった。

「主食の重ね食べ」をする頻度を肥満度別にみると、男女とも肥満(BMI25.0以上)の人はBMI25.0未満の人よりも週1食以上重ね食べをする割合が高いことがわかった。男性に限ると、「1日1食以上」で重ね食べをする割合は、普通(BMI18.5以上25.0未満)と肥満で5ポイント近い差があり、肥満体形の人で「W主食」をより多くしている傾向がわかる。

高齢になっても健康的な生活を送るためには、十分な栄養が必要になり、特に筋肉を作るたんぱく質は重要となってくる。しかし、高齢者の中にはたんぱく質が不足気味の人が男性で3割、女性で2割いることがわかった。

肥満度と食べているたんぱく質の量の関係をみると、やせている人だけではなく、肥満の人にもたんぱく質が不足している人がいることが明らかになった。高齢であっても、肉・魚・大豆・卵・牛乳・乳製品などたんぱく質を多く含む食品をしっかり食べることを心がける方がよいという。

※画像はすべて大阪府健康医療部より

(フォルサ)