2015年に日本を訪れた中国人旅行客は約500万人に達し、過去最高を記録したものの、中国に約13億人もの人口がいることを考えれば、中国人の大半はまだ日本を訪れたことがなく、本当の日本も知らないのが現状と言えよう。(イメージ写真提供:123RF)

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 2015年に日本を訪れた中国人旅行客は約500万人に達し、過去最高を記録したものの、中国に約13億人もの人口がいることを考えれば、中国人の大半はまだ日本を訪れたことがなく、本当の日本も知らないのが現状と言えよう。

 中国サイト今日頭条はこのほど、もっと多くの中国人が日本を旅行すべきであると主張する記事を掲載。その理由とは一体どのようなものなのだろうか。

 記事は冒頭で、中国人がもっとも反感を抱き、憎んでいる国は日本だと指摘する一方で、「日本の国内総生産(GDP)は世界第3位、科学技術力も非常に高いうえに教育水準も高く、競争力の高い企業も数多く存在する」と紹介。だが、「日本の国土は中国の雲南省と同程度」であり、国土は狭いながらもこれだけ世界に立脚できているのは恐るべきことであると論じた。

 続けて、中国の思想家である孫子の「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉を引用し、中国が日本に勝つにはまず日本について理解しなければならないと主張。つまり、中国人が日本を訪れるべき理由は「日本に勝つために日本を知る必要がある」ためとの見方を示した。

 では、中国人が日本で見るべきもの、知るべきものとはなんだろうか。まず記事が挙げたのは日本人の「真面目さ」だ。中国でよく使われる表現だが、日本人の真面目さは「変態の域」と表現している。さらに、「清潔」、「誠実」、「人に迷惑をかけない」、「秩序を守る」、「礼儀正しいこと」などを挙げている。

 記事の指摘している中国人が日本で見るべきものは、そのほとんどが日本人には当たり前で当然のことばかりだ。しかし、現代中国では見ることのできないものばかりであるため、中国人は旅行を通じて学ぶべきであると主張したのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)