「日本を健康にする!」研究会の「OYATSUカフェ」

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食と健康を考えた食品や素材専門の展示会「ウェルネスフードジャパン」が、8月4日まで、東京ビッグサイトにて開催中だ。会場では、企業などが健康を考えた食品やサプリメントなどの素材となる成分を展示している。

その中で、記者が注目したのは、「日本を健康にする!」研究会が主催した「OYATSUカフェ」のコーナーだ。

おやつというと、ダイエットや健康のためにはガマンすべきだと思われてきたが、近年は、乳酸菌が入ったチョコや砂糖を使っていないスイーツ、全粒粉をつかったクッキーなども。健康を考えた機能を持たせて、ガマンするだけでなく、食べて体にいいコンセプトのものが増えている。

カフェというだけあって、試食もできた。面白かったのは、石川県のホリ乳業が5月に発売した「大豆のまるごとヨーグルト」。牛乳や乳成分を一切使わず、大豆と乳酸菌だけ。1カップ90グラムのヨーグルトの中に大豆30粒分入っていて、女性にうれしいイソフラボンや食物繊維がとれる。見た目はヨーグルトで、味はやさしい甘みでほんのりきな粉の香りがした。

マルハニチロの「DHAのチカラ フィッシュソーセージ」は、「情報の記憶をサポートする」と明記された機能性表示食品。DHA には、数や言葉、状況などの情報の記憶をサポートする機能があることに着目したという。味はこれまでの魚肉ソーセージと変らないおいしさ。齢をとっても脳の健康を保ちたいと思う人は、若いうちから選んでもいいかもしれない。同社では、7月にサケフレークやサバ缶、ツナ缶などでも同じ機能性表示の商品を販売している。

そのほか、新潟県の宮野食品は、血糖値の上昇を抑えるために砂糖の代わりに人工甘味料を使った大福や、歯につきにくいお団子を開発している。どれも、おやつとして満足できる味だった。

ほかにコーナーで特徴的だったのは、千葉大学発のベンチャー企業が開発した食肉「ノンメタポーク」。12年間の研究で、豚の腸内環境をよくする微生物を突き止め、エサに混ぜることで、メタボリックではない「ノンメタ」な豚を飼育することに成功した。その肉は、無駄な脂肪がなくさっぱりとしていて、一般の豚肉よりもビタミンB1が豊富だったという。

会場では、スポーツや健康の総合展示会「SPORTEC」や、最新のフィットネス機器が展示される「ヘルス&フィットネスジャパン」、介護や高齢者のリハビリに関する展示会「RE-CARE JAPAN」も同時開催されている。時間は10〜18時(4日は16時)まで。入場料は2000円。ただし、ウェブサイトから事前登録をすれば無料。
http://www.wfjapan.com/

(Aging Style)